ジェイフロンティア、「くすりのインディアン」運営企業など3社買収 医薬品の製造・販売、販促・物流を強化

ジェイフロンティアは10月15日、販促支援・物流アウトソーシング事業を展開するアルファランと、「くすりのインディアン」として医薬品などのECサイト運営・卸売販売・調剤薬局事業を展開するシーディ、シーディが販売するオリジナル医薬品などの企画・開発・製造を行うバイオセーフの子会社化に関する基本合意書を締結したと発表した。アルファランの強みであるオンライン・オフラインマーケティングノウハウ、シーディやバイオセーフの持つ顧客基盤や医薬品の企画・開発・製造機能など活用し、さらなる事業拡大・競争力強化を図る。

アルファランは、「『情報物流』でマーケティングを変革する」の経営理念のもと、EC・通販事業者を顧客とするダイレクトメーリング(DM)・メール便の企画・デザイン・発送代行・WEBマーケティングなどの販促支援事業や、商品の保管・在庫管理・発送代行などの物流アウトソーシング事業を展開。手がけるDM発送数は年間4000万通以上にのぼり、特に決済系においては、取引先にGMOペイメントゲートウェイ等の大手決済企業を多数有し、有力なポジションを構築している。

ジェイフロンティアはこの度の子会社化により、アルファランの強みであるデザイン性や企画性に富んだオンライン・オフラインマーケティングノウハウを活用し、自社が提供するオンライン診療/服薬指導ツール「SOKUYAKU」を導入する医療機関や薬局に対するマーケティング支援サービスという新たな事業の創出を目指す。

これまで医療機関に対する「SOKUYAKU」導入営業にあたり、テスト的にアルファランに医療機関向けDMの企画・制作・発送にわたる販促支援施策を委託したところ、同施策に対する医療機関からの反応が極めて良好であったことから、アルファランのマーケティングノウハウは、従来のEC・通販事業者に限らず、医療機関向けのマーケティング支援にも応用ができるものと判断したとしている。さらに今後は、アルファランのオンラインマーケティングのノウハウを活用し、医療機関や薬局向けの情報メディア等の展開も検討していく考えを示した。また、自社が取り扱う健康食品・医薬品等のEC・通販事業におけるプロモーション施策・CRM施策の更なる拡充や、ヘルスケアマーケティング事業の顧客であるEC・通販事業者への新たな販促ソリューションの提供、並びに同事業における新規顧客開拓への応用も実現するとしている。こうしたことから、自社の更なる事業拡大・競争力強化に繋がるものと判断し、この度の子会社化に至ったとしている。

同時に基本合意書締結を発表したシーディは、「『美容と健康』を通じてお客様の人生を豊かにする。」の経営理念のもと、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」などのECモールにおける医薬品のECサイト「くすりのインディアン」「@Buddy」「おくすり本舗」の運営、医薬品の卸販売、及び調剤薬局の運営を通じて、設立から40年にわたり「美容と健康」に資する商品の提供を続けている。累計顧客数500万人を超える強固な顧客基盤を有するとともに、「くすりのインディアン」は、「Yahoo!ショッピング」において年間ベストストア医薬品部門にて、2018年に第1位、2019年に第3位、2020年に第2位と、3年連続でトップ3内に選出されるなど高い評価を受けている。

「くすりのインディアン」は「Yahoo!ショッピング」において年間ベストストア医薬品部門で3年連続でトップ3

バイオセーフは、シーディが運営する医薬品ECサイト「くすりのインディアン」等で販売するオリジナル医薬品等の企画・開発・製造を担っている。「『健康』と『美』毎日の食を考える。」との経営理念のもと、市況のトレンドや顧客の嗜好を的確に捉え、原料の調達から製品化までを迅速かつ一気通貫で企画・開発・製造するノウハウと独自ネットワークを有しており、これまでに1000を超えるオリジナル医薬品等の企画・開発・製造を手がけてきた。バイオセーフ開発のオリジナル医薬品等は、「yahoo!ショッピング」ランキングのカテゴリー別デイリーランキングやウィークリーランキングで1位を獲得するなど、機能性・トレンド性・リーズナブルな価格設定等の観点で、顧客から高い評価を受けている。

ジェイフロンティアはこの度の両社の子会社化により、シーディが有する累計500万人を超える顧客基盤や、バイオセーフが有するオリジナル医薬品の企画・開発・製造機能の獲得を通じて、健康食品・医薬品等の自社商品クロスセルによる収益向上、及び自社医薬品通販事業におけるオリジナル医薬品の開発力強化・開発スピードの向上を実現できるとの考えを示した。また、シーディ及びバイオセーフが有するオリジナル医薬品の企画・開発・製造・販売に関する知見・経験と、自社が培ってきた自社ECサイトの構築・運用ノウハウを融合し、ECモールへの出店のみならず、シーディ及びバイオセーフが取り扱うオリジナル医薬品等の自社ECサイトを開設することで、定期顧客獲得によるサブスクリプション型収益モデルの構築も新たに目指すとしている。

さらにジェイフロンティアが提供するオンライン診療/服薬指導ツール「SOKUYAKU」のアプリ内で一般医薬品等の購入ができるECサイトを実装するなど、メディカルケアセールス事業の収益基盤強化に繋がる取り組みも推進していく予定とし、これらのことから自社の更なる事業拡大・競争力強化に繋がるものと判断し、シーディ及びバイオセーフの株式取得(子会社化)に関する基本合意書締結に至ったとしている。