「今日、悲しいことがあったの」…6歳の息子の言葉に母がパーフェクトな対応
市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」。10月7日(木)放送の「若新雄純の『無責任相談所』」のコーナーでは、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が、リスナーからの相談に答えました。

木曜レギュラーパートナーの若新雄純

若新がリスナーからのお悩みに答えるものの、その回答には一切責任を取らないという斬新(!?)なコーナー。この日紹介したのは、保育園でいじめられているかもしれない息子に対して、どう対応すべきか悩んでいるという親から寄せられた相談です。

<リスナーからの相談>

最近、6歳の息子が保育園から帰ってくると「今日、悲しいことがあったの。『死ねばいいのに』『保育園に来ないでほしい』って言われるんだ~」と言うようになりました。

私は「悲しいよね。そんなことを言われると気になるよね。悲しい気持ちになったときは、お父さんやお母さんはあなたのことが大好きで、あなたのことがとっても大事なんだよってことを思い出してね」と言って、ぎゅっと抱きしめます。

言った子も5~6歳の子どもですので「誰が言ったの?」と犯人探しはしたくありません。自分の気持ちや言いたいことはハッキリと言える子ですが、体が小さく、からかわれやすいタイプです。来年には小学校に入るので、これがいじめにつながらないか今から心配しています。

◆子どもの相談には、まず“感情の共感”を

大学ではコミュニケーションの研究をし、カウンセラーの資格も取得している若新。このリスナーが子どもに対してとった言動について「お母さんは、ほぼパーフェクトな対応だと思う」と絶賛。

「小さい子どもたちのなかでの、いじめにつながるかもしれないことに対して、大人が介入して『ダメですよ。こうしなさい』と言っても解決する問題ではないこともあるし、人生はずっと割り切れない問題と向き合い続けなければならない」と話します。

また、子どもが直面する問題については、「一つひとつ潰していったとしても、また次の問題が別の場所で起こるかもしれない。1つのいじめや意地悪がなくなっても、人生はずっとそういうことの繰り返し」と語ります。

そして、相談してきた子どもに対して「大丈夫」「あなたは悪くないんだから」などと、いきなり励ましやかばう言葉をかけても、「相談した側はその言葉を素直に受け入れられないことがある」と若新。「“この人の言うことは本当に信頼できる”と思えるのは、最初に“感情の共感”があるかどうか」と声を大にします。

今回の相談者は、子どもに対して真っ先に「悲しいよね」と共感の言葉を投げかけていることに、若新は「素晴らしい」とあらためて称賛し、「(感情の共感があると)自分の“悲しい”という気持ちを受け止めてくれたうえで、『あなたのことが大好きで、とても大事なんだよ』と言ってもらえているので、それがきちんと伝わり、学校でいろいろあっても“自分の価値は失われていない”という自信や、乗り越える力につながっていくと思う」と話します。

続けて「(子どもの)すべての問題を親が代わりに解決してあげられない。そのときにどういう気持ちだったのか、ちゃんと共感してあげる。どんなアドバイスよりも、共感が一番の心の支えになる。順位や成績を褒めるときも、その前に『それはうれしかったね!』と(共感の言葉を)言ってあげられるかどうかが大事なんだと思う」と語りました。

<番組概要>

番組名:Seasoning~season your life with music~

放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55

放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット

パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、乙武洋匡(火曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)

番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286