中古スマホECサイト「にこスマ」、傷・ひびがない「三つ星スマホ」多数販売 グループ力で海外から調達

Belongが運営する中古スマホのECサイト「にこスマ」では、傷や画面のひび割れがない状態の良い端末を数多く取り扱うことで、売り上げを伸ばしている。伊藤忠商事グループのネットワークを生かし、海外から状態の良いスマホを仕入れることができる点が強みだ。

伊藤忠商事では香港や北米に海外駐在員が存在する。駐在員が海外の現地で信頼できる調達先企業と関係を築きながら、状態の良いスマホを仕入れている。状態の良い端末を安心して購入してもらえるように、「三つ星スマホ」という独自の評価基準を設けている。

「三つ星スマホ」は、①全ての通信キャリアでそのまま使えるSIM(シム)フリー ②画面や本体にひびや割れなし ③バッテリー残量80%以上(iPhoneのみ)――の3つの条件を満たしたスマホのこと。

基準を満たす商品は、販売ページで「三つ星スマホ」であることを明記している。販売ページに掲載している商品画像は、実際に販売している商品の画像にしており、顧客は安心感を持って購入できる。商品の見えない部分がないように、さまざまな角度から撮影した画像を掲載している。バッテリー容量も記載するなどして、顧客の不安解消に努めている。

「『にこスマ』では、他社でよく見られる『ドコモフリー』や『ネットワーク利用制限▲』などの専門用語をなるべく記載してない。『制限ナシ・外観キレイ・検査クリア』のみを記載し、見やすく分かりやすい商品ページに仕上げている」(正脇拓人CMO)と話す。

現在は業績が好調に推移しているが、サイト開設当初は売り上げが伸びず苦戦したという。試行錯誤する中で、コマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を基盤にサイトを刷新したことが、売り上げ増加のきっかけになったという。

「『ショッピファイ』を導入したことで、フェイスブック広告などの運用型広告との連携が、簡単になったことが大きい。問題が発生した際に『ショッピファイ』ではエンジニアでなくても解消できる。PDCAをより早く回すことができるようになった」(同)と話す。

今後は中古スマホと「にこスマ」の認知度を上げていきたい考えだ。9月からそごう・西武が手掛けるCHOOSEBASE SHIBUYAにポップアップストアをオープンした。ECと店舗の相乗効果でさらなる認知度向上を狙う。

「にこスマ」

https://www.nicosuma.com/