お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が13日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「繊細さんが発狂! ラーメン屋のスープ秘事件! 味変する時に後ろめたい気持ちになる人は…【百の三 繊細さんの気になるリスト7】」内で、6人以上での会話で無言になってしまう理由を語った。

ピース・又吉直樹

今回、チャンネルでは「繊細な人が気になること」をテーマにトークを実施、その中で「過去に聞いた話でも、初めて聞いたリアクションをしてしまう」ことについて語る一幕が訪れる。

友達や先輩との会話は「議題みたいなもので、その話からどういう話に展開するかは日によって違う」と考えている又吉。同じ話を繰り返し聞くのが好きという自身の一面も作用し、「この話ね」と内心思いながら聞くのだが、先輩が「これ言わんかったっけ?」と聞いてくると事態はややこしくなることに。「覚えてないのも失礼やし、『前聞きました』って言うのも失礼」と考えた結果、「聞いたかもしんないですけど、どんなんでしたっけ?」などと尋ねて切り抜けようとするという。

しかし、会話が集団になると、事態はより複雑に。「そもそも他のメンバーが話を聞いたことがあるかがわからない」ことや、「同じ話を繰り返し聞くのが嫌いな人もいるかもしれない」というのがその理由で、2人、4人……と参加人数が増えるごとに難化。結果、「6人になると僕はもう喋れない」と話す。「『又吉さんの回ですよ』『又吉さん喋ってください』やったら喋りますけど」としつつも、「6人やともう自分の番がいつかわからないです」「『又吉さんはどうですか?』と言われるまでわからない。難しい」と漏らした。

ただ、黙っていれば楽かと言うとそうでもないようで、「今度は自分が喋ってないことに焦ってきて、これはこれで不自然やな」と考えてしまう。そして喋っていないことを問われた場合は、「えっ? 台本に僕の名前なかったですよ?」と、ふざけて逃げる策も明かしたが、又吉としては逃げることを推奨しているわけではなく「逃げ方を覚えちゃダメだよ」「前半から入っていかんとしんどくなるでしょうね」と、自戒するかのように述べていた。