特別なことをしなくても43歳で4200万円貯めたjacky-cさんに登場してもらいます。jacky-cさんは様々な方法で支出をきちんと管理。貯蓄技とモチベーションについても語っていただきます。

◆住宅ローンも完済。驚異的な貯蓄ペースはなぜ達成できた?

◇基本データ

◇マネーデータ

厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、40代の平均世帯年収は約700万円とのこと。手取りで530万円前後でしょうか。対して、jacky-cさん(以下、Jさん)の世帯年収が手取りで768万円(マネーデータ参照)。

この数字は平均所得よりは十分に高いわけですが、だから貯蓄できて当たり前と結論づけるのは早計といえます。

簡潔にいえば「ある程度の収入のある人が、貯蓄のセオリーを当たり前に実践した」となります。

あらためて、Jさんの家計データを見ると、実は目立って節約している部分はありませんが、総じて抑えているという印象です。そして、そのための工夫も特別なものではありません。

もうひとつの工夫として、お金をかけず「自分でできることはする」という点もあげてくれました。簡素な家具はDIYで手作り。クルマの日頃のメンテナンスもできる範囲で行う。お子さんの散髪も自分でやるのだとか。

個々に見ていけば、ひとつの節約が月に数万円といった劇的な効果を生むわけではありません。しかし、まんべんなく、どれもできる範囲の無理のない節約を実践しているといえます。

◇Jさんが家計管理しているエクセルデータ

ところが、Jさんの場合、まず住宅の定期的コストがほぼ固定資産税だけとなっています。2002年に物件価格3700万円の一戸建てを購入し、そのときの借入額は2800万円。そして、10年後に繰上返済で、住宅ローンは完済してしまいました。保険料も1万3500円。共済を中心に、必要最小額の保障を確保するだけとのこと。

◆「富裕層」という壁を超えてみたい

Jさんは独身時代からアパート暮らしにも関わらず、毎月13万円を貯蓄していたといいます。そのモチベーションは住宅購入。貯蓄の達成度合いをレベル分けし、その1段目は100万円。それをクリアしていくことで得られる達成感を、次を目指すモチベーションに変えていく。そして、住宅購入も終えた今は100段、すなわち1億円を目指しています。

ただし、家族がいる以上、自分一人が貯蓄に向けて頑張っても空回りしてしまいます。そこもケアしないと、なかなか効率的な貯蓄は実現しません。

「よくクレジットカードは現金に比べて使い過ぎるといいますが、予防策として、家計簿で毎月の使用額を把握しておけば、ポイントが付与されたときにすぐに無駄遣いがあったかどうかチェックできます。しかも、貯まったポイントを外食などに利用できるので一石二鳥です」

「貯蓄は少しでも長く継続することが大事だと思います。まずは、貯蓄の目標を立てます。あとは、ちりも積もれば山となる。最初はきついかもしれませんが、続けていくうちにそれも慣れますよ」

文=あるじゃん 編集部