“こじるり”の愛称で親しまれ、テレビを中心に活躍しているタレントの小島瑠璃子(27)。明るいキャラクターや抜群のコメント力が持ち味で、大物タレントもうならせるトークでさまざまな番組を盛り上げている。

  • 小島瑠璃子 撮影:蔦野裕

MCを務める『サタデープラス』(MBS・TBS 毎週土曜7:30~)では生放送で安定した進行を見せ、『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』(ニッポン放送 毎週土曜 17:10~)では気心の知れた三村との笑いあふれるトークを繰り広げている。

10月9日に放送される『絶滅料理よ いざ復活! ロストグルメ3』(CBC・TBS 14:00~15:24)にもゲスト出演。令和の世に存在しないグルメを復活させることが番組のテーマで、奇想天外なグルメが次々と登場。収録では計8品という大量の試食があったものの、すべての料理において小島らしい素直な感想で収録を盛り上げた。

トークにおいては普段から「正直におしゃべりする」「誰も傷つけない」「作り手の思いを汲む」という3つを意識しているという。「人を傷つけない、作り手さんの思いを汲み取るという2点に全力投球するとウソになってしまうときもあるので、正直に話すというベースの上にこの2つが乗っかっています」と説明する。今回の収録では、材料が和紙という“紙の団子汁”や、フルーツばかりを使った“フルーツラーメン”など、食べるのをためらうようなものも登場。奇想天外な料理の食リポからも、そんな小島の一面が垣間見えた。

歌手になりたくて飛び込んだ芸能界で、バラエティに目覚めた小島。「ご縁があってバラエティに出演するようになり、バラエティの楽しさにどんどん目覚めていきました」「バラエティが大好きで、バラエティで頑張りたい」という思いはずっと変わらない。

そこには先輩タレントの影響が大きかったという。「先輩たちのかっこよさでバラエティが好きになっていきました。芸人さんたちの面白さや機転の利き方が素晴らしいなと憧れました」。さらに、その人柄にも惹かれて、バラエティ界にいたいと思ったと語る。

「売れている人ほど優しいというのが芸能界あるあるルール。ビッグな方ってめちゃくちゃ優しくて、こっそり意地悪してくる人はすぐ見なくなる(笑)。よくテレビで見ている方は人格者だと思っていただいて大丈夫です。話も面白くて、悩みがあったら聞いてくれて。こんな職場ってないじゃないかなって。バラエティが好きなのもあるけれど、バラエティの人が好きっていうのがあります」。

今回の『ロストグルメ3』では、先輩タレントの一人、加藤浩次の隣で”バラエティタレント”として役割を務め上げた。「あんまり先のことを考えすぎないタイプですが、仲良しのスタッフさんと楽しくバラエティができて、コロナが終わって大好きな芸人さんたちとお酒が飲めたら最高かなって」と今後もバラエティに全力を注ぐ。

■小島瑠璃子
1993年12月23日生まれ、千葉県出身。2009年、「第34回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリ受賞。同年10月に、『アッコにおまかせ!』(TBS)で全国ネットのテレビ初出演を果たし、2011年にはアニメ『スティッチ! ~ずっと最高のトモダチ~』の主題歌「みんなのゆめ」で歌手デビューを果たした。現在はテレビやラジオを中心に活躍。『サタデープラス』(MBS・TBS)や『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』(ニッポン放送)、『いいこと、聴いた』(TOKYO FM)などにレギュラー出演している。