『ザ・ノンフィクション』は、普段からよく見ている番組だそうで、「毎回、本当にいろんなドラマがあって、リアリティがあって。心に刺さる番組なので、自分がどういう内容で関わらせていただけるのか、すごく楽しみにしていました」という広末。

改めて、今回の物語を見て「私たちが子供だった時代には診断されなかったものが、今はたくさんあると思います。それに対してどう受け止めて、どう向き合っていくかは、本人も親御さんも難しいところだと思うんです。でも、大貴さんのお母さんがおっしゃっていたように、それをハンデとしてだけでなく、ポジティブな面として生かせていける社会になればいいなと思います。こうやってテレビ番組になることで、そのことを知れたり、考えられたりするチャンスになるので、すごく良い機会だと感じました」と強調した。

その上で、「いろんなところに共感したり、自分と照らし合わせて『甘やかしてるところがあるかな…』と反省したりして。改めて親子関係を考えることができて、いい番組だなと思いました(笑)」と語っている。

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●広末涼子
1980年生まれ、高知県出身。CMオーディションでグランプリを獲得し、デビュー。その後、ドラマ『ビーチボーイズ』『ナオミとカナコ』『桜の塔』、映画『鉄道員』『秘密』『おくりびと』『嘘八百』『ステップ』などに出演。10月6日に行われる舞台『スジナシシアターVol.14 in 新国立劇場』にゲスト出演する。