NTTドコモは10月2日、「NTTセキュリティ」などを装ったフィッシングSMSが同社のユーザーに発信され、不正なアプリのインストールやネットワーク暗証番号の入力を促すことで、ユーザーが意図しない決済が発生する事案を確認したと発表した。

同社を偽るSMSに記載されたURLのリンク先をクリックすると、「NTTセキュリティ」「NTT DOCOMOセキュリティセンター」を装った不正なアプリのインストールおよびネットワーク暗証番号の入力が促されるという。

既に、ドコモオンラインショップにおいてApp Store & iTunesギフトカードなどが不正に購入され、身に覚えのない決済による被害が確認されている。

同社は現在ドコモでは、ドコモオンラインショップでのApp Store & iTunesギフトカードおよび Google Play ギフトコードの販売を一時停止している。

10月1日時点で、被害にあったユーザーの人数は約1,200人で、被害金額は約1億円とのこと。