音楽プロデューサーのトリル・ダイナスティが、きょう2日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。

  • マツコ・デラックス(左)とトリル・ダイナスティ=日本テレビ提供

アメリカの人気ラッパー、リル・ダークの楽曲「The Voice」の制作に携わったトリル・ダイナスティ。この曲は全米ビルボードチャートで1位を獲得し、日本人の音楽プロデューサーとして初めての快挙になった。つい最近まで部品工場に勤務しながら、音楽制作をしていたというトリル・ダイナスティの魅力に、マツコ・デラックスが迫る。

茨城県北茨城市生まれのトリル・ダイナスティは、21歳のときにDJを始めて音楽の世界に飛び込んだ。やがて作曲に興味を持つようになり、独学で音楽を作り始めて、これまでに作った曲数は約2,000曲にもおよぶ。そして、自分の曲を海外のプロデューサーにSNSのダイレクトメールから地道に送り続けたという。

マツコが「北茨城にヒップホップ文化あるの?」と質問すると、「カルチャー自体は根付いてはいないですね」と答えるトリル・ダイナスティ。マツコは、こういった地域にいながらも、アメリカ人に合わせて曲を作り、ビルボードで1位を獲得したことがすごいと、その功績を称える。

トリル・ダイナスティは「僕が住んでいるところは、周りに田んぼと山しかないド田舎。だけど、努力すれば道は開かれる」と語る。私生活においては、全米ビルボード1位獲得後に収入が上がったというが、堅実な生活は変わらないのだそう。車も、先輩からタダで譲り受けた走行距離25万キロ超えの中古車に乗っているのだそう。

そんなプライベートも含めたトリル・ダイナスティのキャラクターを、「こういう人と仲良くなりたい。アタシの理想に近い」と、その魅力をマツコが深掘りする。