ペンシル、サブスクの成功を支援する「サブスクコンサル」提供 サブスクの体系・定義とコンサルの知見を活用

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開するペンシルは9月16日、サブスクリプション(以下:サブスク)ビジネスの顧客満足度と顧客体験の質を向上させる「サブスクリプションコンサルティング」の提供を開始した。独自研究によるサブスクの体系・定義とコンサルティングを掛け合わせたサービスにより、サブスクビジネスにおけるクライアントの新しい価値の創出を支援する。

【<比較表>「サブスク」と「定期通販」の違いとは?】

このほど提供を開始した「サブスクリプションコンサルティング」は、同社が社内に発足した「サブスク研究会」が完成させたサブスクの体系・定義を、従来提供してきたコンサルティングとかけあわせることで、これから本格化を迎えるサブスクビジネスにおいてクライアントに新たな価値を生み出し、サブスク事業の成功を支援するサービス。

新たな収益モデルとしてのサブスクビジネスの立ち上げを検討する事業者が対象の「サブスク事業立ち上げコンサルティング」では、ビジネスモデルの設計から、それを実現するためのECサイトやフルフィルメント構築、マーケティング支援などを一気通貫でサポートする。現在のサブスクリプションビジネスに課題感を持つ事業者が対象の「サブスク刷新コンサルティング」では、既存のサブスクリビジネスの分析と課題の明確化を行い、顧客満足度と顧客体験の質を向上させ、より成果につながるサブスクモデルへと刷新する。

ペンシルが提供する定期通販コンサルティングの内容

企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のコンサルティング事業を提供するペンシルは、独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにした分析・コンサルティングを実施している。従来より多くの定期通販ビジネスをコンサルティングしてきた同社では、「Webマーケティング」「D2Cコンサル」「LCP(ロイヤルクラスタプロジェクト)」「戦略的DXコンサル」「事業コンサル」の要素で構成される自社の定期通販コンサルティングが、全てサブスクの要素として活用可能であり、すでにサブスクの考え方を推し進め、自社の強みとして有していたともいえるとの考えから社内に「サブスク研究会」を発足。改めてサブスクとはなにかを考え、サブスクを定義し、より最適なコンサルティングを提供していくための研究を行い、これまで培ってきたノウハウと知見をもとにサブスクを体系化。その結果とコンサルティングと掛け合わせ、新サービス「サブスクリプションコンサルティング」として提供を開始した。

アメリカなど海外で、サブスクビジネスが普及しはじめたのは2013年ごろ。2021年現在、アメリカでは全世帯の78%が、サブスク型の動画配信サービスに登録しているといわれている。日本では、海外ではやったものが5~10年遅れで流行するともいわれており、遅くとも2023年には、日本のマーケットでもサブスクが本格化してくると考えられている。

科学技術やインターネットの発展により、人間の基本的な活動や生活の大部分がシンプルかつ簡単に行うことができるようになった。しかし企業が提供するサービスは、「質」や「お客様とのコミュニケーション」にこだわっているからこそ、まだまだ「シンプルで簡単」とはいい難いのが実情となっている。こうした状況においてペンパルでは、「サービスの質」や「お客様とのコミュニケーション」を損なわず、ユーザーの生活の中に溶け込ませやすいサービス体系がサブスクであるとの見解を示した。「シンプルに表現するなら、全ては体験の提供と消費」であるとし、体験そのものを提供するサブスクは、この流れと相性が良いサービス形態といえるとしている。

サブスクは、その性質上、従来のサービスに比べ、他社(他者)サービスとの連携がしやすいことが特徴として挙げられる。D2Cという大きな潮流の中においても、企業が大きくなるにつれて生産性やサービスの質を担保するという観点から、柔軟性が失われていくのが常だが、サブスクというサービス体系は、仕組みさえ作ってしまえば「個人」であっても提供が可能であり、P2C(Person to Consumer/個人が消費者へ向け直接販売する手法)の追い風になる可能性があるとしている。また、企業に比べ、個人は柔軟性という面で勝るため、「個人が柔軟性により生み出したサービス」と「企業が生産性と質を担保したサービス」という掛け合わせが容易になると考えられるとし、こうした状況を受け、「サブスク研究会」の発足、「サブスクリプションコンサルティング」の提供に至ったとしている。

ペンシルは今後、1年間で10クライアントへのサブスクコンサル導入を目指す。また、「サブスク研究会」においては、体験の安定、体験の拡張、ローカライズの3テーマを足がかりに引き続きサブスクの研究を進め、研究成果を随時発信し、業界発展に寄与していく考えを示した。