8回のピンチを凌ぎ渾身のガッツポーズを見せた大谷翔平

● エンゼルス 2 - 3 アスレチックス ○

<現地時間9月19日 エンゼルス・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が19日(日本時間20日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。自己最長となる8回を投げ5安打2失点10奪三振の熱投を見せたが、勝利投手の権利は得られずベーブ・ルース以来103年ぶりとなる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の偉業達成はお預けとなった。

 大谷は今季22度目の登板で、投打同時出場は今季19度目。前回10日(同11日)のアストロズ戦は4回途中6失点と崩れ2敗目(9勝)を喫したが、この日は立ち上がりから安定した投球で2回までゼロを並べた。

 しかし0-0で迎えた3回、先頭の8番・ゴームズに先制のソロ被弾。カウント1-2後の真ん中に入ったスライダーを捉えられ、打球は左中間フェンスを越えた。4回も一死無走者の場面で6番・チャプマンに2失点目となるソロ被弾。今度は初球95.4マイル(約154キロ)の直球を捉えられ、この打球も左中間フェンスを越えた。

 2本のソロ本塁打で2点を失ったものの、5回以降は再び安定した投球。7回まで90球とペース配分も良く、続投した8回は2四球と死球で一死満塁のピンチを招いたが、5番・ローリーを遊飛に退けたあと、続くチャプマンは低めのスプリットで空振り三振斬り。窮地を脱した大谷は渾身のガッツポーズを見せた。

 しかし、エンゼルス打線はアスレチックスの先発右腕・モンタスの前に7回までわずか1安打。打者・大谷は2打席目まで申告敬遠含む2四球、イニング先頭だった6回の第3打席はバント安打を狙ったが投ゴロに倒れた。2番手左腕・ディークマンと対戦した8回の第4打席は空振り三振に倒れ、直後に途中交代。この日の打撃成績は2打数無安打2四球で打率は.257となった。

 投手としては8回108球、5安打2失点、10奪三振4四死球の力投も、勝利投手の権利は得られず防御率は3.28。ベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」達成は、次戦以降に持ち越しとなった。

 エンゼルスは無得点のまま迎えた9回裏、6番・ロハスの右前適時打に敵失が絡み2-2の同点。大谷の黒星は消滅した。しかし、延長10回に再び1点を勝ち越され2-3で敗戦。ポストシーズン進出を目指すアスレチックスに3連敗を喫し借金5となった。