「占い師の助言」で脚本家の道へ…ヒット作連発の脚本家・中園ミホが語る、これまでの経歴、「ドクターX」新シーズンの見どころ
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“頑張るプロフェッショナルの女性の素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な女性をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。9月13日(月)のゲストは、脚本家・中園ミホさん。“占い師”の顔も持つ中園さんが9月2日(木)に出版した占い本「相性で運命が変わる 福寿縁うらない」(マガジンハウス)や、中園さんが脚本を手掛けるドラマ「Doctor-X 外科医・大門未知子」(テレビ朝日系)の新シーズンについて語ってくれました。


中園ミホさん



中園さんは、広告代理店勤務、コピーライター、占い師を経て、テレビドラマ「ニュータウン仮分署」(テレビ朝日系)で脚本家デビュー。その後は、「やまとなでしこ」(フジテレビ系)、「Doctor-X 外科医・大門未知子」(テレビ朝日系)、「ハケンの品格」(日本テレビ系)など、数々の大ヒットドラマの脚本を手掛けています。

◆14歳から占いを勉強

住吉:9月2日(木)に占い本「相性で運命が変わる 福寿縁うらない」(マガジンハウス)を出版された中園さん。実は占い師でもいらっしゃるんですよね?


「相性で運命が変わる 福寿縁うらない」(マガジンハウス)



中園:そうなんです。

住吉:初めて知りました! 脚本家になる前は、占い師だったんですよね?

中園:はい。OLをやっていた時期もありましたが、あまりにもお仕事ができなくて辞めてしまって。占いは14歳の頃から勉強していて、OLのあとは私に占いを教えてくださった先生のところでアシスタントをしていました。

住吉:14歳の頃から勉強していたんですね。すごいですね!

中園:私の母の友人が有名な占い師の方で、その方がよく家にお食事にいらっしゃっていたんです。当時14歳の私は、「これからどうなるのか」とか「どういう性格か」とか、ズバズバ言われて。「ぜひ占いを学びたい」とお願いしたんですけど、最初は「若い人が勉強するものではない」と断られたんですけど、どうしても知りたくて。

その方は、占いをするときにいつも手帳を見ていたんですけど、それをこっそりと見ていたんです(笑)。そうしたら「そんなに知りたいのなら、ちゃんと勉強しなさい」と言って占いを教えてくださいました。

◆占い師の助言で脚本家の道へ

住吉:そこから、脚本家を目指されたきっかけは?

中園:両親を早く亡くして、かなりつらい時期があったんです。その頃の私は、テレビドラマや映画にすごく救われていたので、「脚本を書いてみたい」という気持ちはずっと持っていました。でも、OLもまともに務まらなかったし、その願いをなかなか口にできなかったんです。そんな時期に、占い師の今村宇太子先生に「あなた、自分のことを占えばわかるでしょう。そっち(脚本)の道に進みなさい」と背中を押していただいて。

住吉:へええ!

中園:そこから思い切り方向転換をして、脚本家になりました。

◆己を高めてくれる存在・林真理子との出会い

住吉:作家の林真理子さんから、転換期となる時期にぴったりのお言葉をかけていただいたそうですね。

中園:そうそう! 脚本家はつらい仕事なので、現場で知り合った女優さんたちと、ダラダラとお酒を飲んでいた時期があったんです。ちょうど「不機嫌な果実」(TBS系)のドラマ脚本を書いていた頃に、(原作者の)林真理子さんから「中園さん、何をしているの?」ってお電話をいただいたんですね。「今、こういう人たちとお酒を飲んでいます」って言ったら、「人は常に高みを目指さなきゃだめよ」ってお説教を受けまして。びっくりしました(笑)。

住吉:(笑)。

中園:私はぐうたらな人間なので、林さんという友人に出会えてよかったです。占いだと、林さんは私に叱咤激励を与えてくださる存在なんです。“楽ちんで一緒にいると楽しい”っていう相性ではないんですよね。厳しいこともきちんと言ってくださるので、そういう方にアドバイスをいただけて良かったと思います。

◆「Doctor-X」新シーズンの見どころは?

住吉:「Doctor-X 外科医・大門未知子」の最新シリーズが10月からスタートしますね!

中園:そうなんですよ。世の中がこういう状況なので、撮影に苦労をされているそうですが、みなさんすごく頑張っています。ちなみに第1話から、新型コロナウイルスについてきちんと扱いますよ。

住吉:そうなんですか。今回の見どころを教えてください。

中園:「Doctor-X 外科医・大門未知子」では、毎回魅力的な敵役が登場します。今回は野村萬斎さんです。しかも、“感染症の権威”という役どころなので、すごく楽しみにしています。

ドラマでは、みんなが声をそろえて「御意」と言うおなじみのシーンがあるのですが、野村萬斎さんは感染症の専門家なので、「御意」とは言わせません。その代わりに“御意のポーズ”を取ってもらいます。

住吉:面白い(笑)。

中園:野村萬斎さんは狂言の方なので、自分でポーズを考えてくださったんです。そちらもぜひ観ていただきたいと思います。

住吉:楽しみです。脚本を書くのはとても大変だと思いますので、どうかお体に気をつけてください。

中園:ありがとうございます。

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト: https://www.tfm.co.jp/bo/aky/