WEリーグ第1節で東京NBと浦和が対戦した [写真]=須田康暉

 12日にYogibo WEリーグ第1節が行われ、日テレ・東京ヴェルディベレーザと三菱重工浦和レッズレディースが対戦した。

 同日に一斉開幕を迎えたWEリーグで、最も注目を集めるカードとなったこの一戦。昨シーズンの皇后杯を制した東京NBが、同なでしこリーグ女王の浦和をホームに迎えた。

 序盤からアウェイの浦和が高い位置からの連動したディフェンスで主導権を握ると、18分には敵陣深く右サイドでFKを獲得。MF猶本光が右足でゴール前へボールを蹴り込むと、DF清家貴子がヘディングシュートを放つ。しかし、東京NBのGK田中桃子が好セーブでゴールとはならない。

 対する東京NBはその2分後、キャプテンのDF清水梨紗が敵陣ペナルティエリア右へと進入し、右足で強烈なシュートを放つ。ただ、ボールは右サイドネットの外側を揺らし、惜しくも先制点には至らない。27分にはMF中里優のスルーパスからFW植木理子が決定機を迎えるも、右足のシュートは浦和のGK池田咲紀子の正面。

 それでも徐々に東京NBがペースを掴むと、33分に先制点が生まれる。相手ディフェンスラインの裏へ植木が抜け出すと、後ろからフォローに入ったFW小林里歌子へパス。ペナルティエリア左でボールを受けた小林は、左足でペナルティエリア右方向へパスを送ると、リターンを受けるかたちで植木がシュートをゴールへ決めた。ホームの東京NBが先制に成功し、前半は東京NBが1点リードで折り返す。

 1点を追う浦和は、後半開始からなでしこジャパンのFW菅澤優衣香を投入。するとその菅澤が結果をもたらす。49分、味方からの縦パスで敵陣右サイドへ抜け出したFW安藤梢が右足で鋭いクロスを供給すると、ペナルティエリア内で待っていた菅澤が右足ダイレクトでニアサイドを打ち抜いた。昨シーズンのなでしこリーグ得点王が、出場4分で浦和に同点ゴールをもたらす。

 その後、両チーム共に勝ち越し点を目指すが、一進一退の攻防。互いにチャンスを創出するが、どちらもゴールに結び付けられない。

 そのまま引き分けかと思われた88分、浦和が逆転に成功する。菅澤からのパスを敵陣ペナルティエリア左で受けた途中出場のFW島田芽依が、右足でシュート。これは相手DFに防がれるが、セカンドボールを拾ったMF塩越柚歩がペナルティエリア右から反転しながら右足のシュートを放つと、ボールはゴール右上へと突き刺さった。塩越の鮮やかな一撃で、浦和が逆転に成功する。

 結局試合はこのままタイムアップ。優勝候補同士の注目が集まる一戦は、1-2でアウェイの浦和が勝利を手にした。

【スコア】
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-2 三菱重工浦和レッズレディース

【得点者】
1-0 33分 植木理子(東京NB)
1-1 49分 菅澤優衣香(浦和)
1-2 88分 塩越柚歩(浦和)