BEENOS Entertainment、エンタメ業界向けに在庫リスクゼロのオリジナルグッズ制作販売サービスを提供

BEENOSの連結子会社で、エンターテインメント産業のデジタルトランスフォーメーションを支援するBEENOS Entertainmentは9月8日、エンタメに特化したEC構築プラットフォーム「Groobee(グルービー)」において、在庫のリスクを抱えずオリジナルグッズを製造・販売できる機能「オンデマンドグッズ製造サービス」β版をリリースした。エンタメ業界におけるグッズ制作の課題であった、在庫リスクや機会ロスの解消を支援する。

「オンデマンドグッズ製造サービス」β版は、エンタメに特化したネットショップを開設できるサービス「Groobee(グルービー)」の新機能。「オンデマンドグッズ製造サービス」では、サイトを利用するファンが数百種類のアイテムからベースとなるアイテムを選択、ECオーナーが用意したスタンプを自在に動かし配置することで、好きなデザインのグッズを製造・購入できる。商品はBEENOS Entertainment管轄の製造工場が製造し、購入者へ出荷する仕組みで、オーダー後の即日製造により、最短で翌日に出荷が可能としている。「Groobee」で開設したECサイトはこの機能を使うことで、管理画面で素材を登録するだけで、オンデマンドで様々なグッズを無在庫で販売することができる。

サービスの利用イメージ

ベースとなるアイテムは、Tシャツやパーカーといったアパレルから日常使用できるようなトートバッグ、スマホケース、美容商材として使えるメイクポーチやネイルチップといった、珍しい商品も制作なども用意。大型発注の業者とは異なり、最小ロット(最小1枚)から製造が可能なため、企業やアーティストは、在庫リスク0で簡単にグッズ製造から販売・配送までを行うことができる。在庫リスクがないことから、ECオーナー側がスタンプとなる素材を変更するだけで新商品の展開が可能になるという特徴も備える。他サービスより仕入れ値が安く、売り上げを作りやすい構造であること、常時販売アイテムの確保ができるため柔軟な商品展開が可能になるなどのメリットもあるとしている。

一方、購入するファン側のメリットとしては、「推し活」の一環として推しのアーティストやコンテンツをイメージしたカラーやオリジナルスタンプによって好きなデザインの商品を購入できることに加え、オンリーワンのアイテムが制作できる、数百種類ベース商品があり自分の好みにあった商品を作成できる、注文から最短で翌日に発送されることを挙げた。

購入者が好きにデザインできる

過剰に在庫を抱えることによるキャッシュフローの悪化や、在庫リスクを懸念し生産を過少に見積もったことで生じる在庫不足による機会損失といった在庫消費問題は、エンターテインメント業界では以前より問題視されており、解決策が見えない課題のひとつでもあった。「Groobee」におけるECでの商品販売、クリエイティブ、CS対応や物流対応といったトータルサポートを提供してBEENOS Entertainmentでは、ヒト・モノ・カネの循環に影響を与える在庫リスクや機会ロスを生む状態を解決できないかと考え、商品制作を気兼ねなく行える新機能の追加に至ったとしている。

ネオマーケティングが実施した、全国の13~49歳の男女を対象に聞いた「推し活に関するアンケート」結果によると、「行なったことのある推し活」に「グッズを買う」が堂々のランクインを果たした。特に女性の10代、20代は65.3%が「グッズを買う」と回答し、ほかの推し活内容(インターネットでの情報収集やイベントに参加)よりも上位となっている。推し活にはグッズが欠かせないものとなっているとし、「Groobee」では推し活を楽しむファンダムに、自分たちで商品を制作できる機会を提供することが流通の循環を生み、エンタメ業界の活性化促進につながるとの考えを示した。

今回の新機能提供により、エンタメ業界につきものであった在庫リスクや機会ロスをなくし、企業やアーティストひとりひとりの創造力を最大化させ、エンターテインメント業界の活性化を目指すとしている。