「ONE PIECE」100巻の新聞広告(c)尾田栄一郎/集英社

尾田栄一郎「ONE PIECE」100巻が本日9月3日に発売。これを記念した新聞広告が本日発売の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の朝刊に掲載される。

1997年7月22日より週刊少年ジャンプ(集英社)で連載開始し、今年1月4日に連載1000話に到達した「ONE PIECE」。全世界での累計発行部数は4億9000万部を突破している。新聞広告では、尾田が作業場で執筆する姿を捉えた写真に、「物語は終盤です。」という決意の言葉が添えられた。

また本日20時からは、国際宇宙ステーションに滞在するJAXAの星出彰彦宇宙飛行士と中継する特番「この星で、きぼうを見よう~WE ARE ONE.~」が、「ONE PIECE」の公式YouTubeチャンネルにてライブ配信。スタジオには「ONE PIECE」ファンの芸人・ミキ、日向坂46の佐々木久美、フリーアナウンサーの宇垣美里が出演し、これまでの歴史の振り返りや新たな情報公開などさまざまな企画が展開される。

さらに同番組では、「第1回ONE PIECEキャラクター世界人気投票」でトップ50にランクインしたキャラクターを中心に尾田が描き下ろした大型絵巻ポスターの全貌を公開。なお同ポスターは9月17日より東京・ウォーターズ竹芝にておよそ縦5メートル×横18メートルの特大サイズで掲出される。

そして「ONE PIECE」100巻とアニメ1000話を記念したショートドラマ「WE ARE ONE.」の“最終篇”が公開に。高良健吾、飯豊まりえ、福士蒼汰、杏花、森崎ウィン、柳俊太郎、滝藤賢一、野村周平らキャストによる実写シーンと、描き下ろしのアニメシーンで展開されてきた「WE ARE ONE.」の最終篇では、寺島進とシークレットキャストの山口智子が出演する。さらに特別映像として、ドラマの主題歌であるRADWIMPS「TWLIGHT」のフルバージョンと「WE ARE ONE.」の映像で構成されたMVが本日22時に公開される。

そのほか「ONE PIECE トレジャークルーズ」「ONE PIECE バウンティラッシュ」「ONE PIECE サウザンドストーム」といったモバイルゲームでも、単行本100巻発売を記念したさまざまな企画を実施中。詳細は公式サイトにて確認を。

山口智子コメント

魅惑的な蜷川実花さんワールドと、大海原へと乗り出す大冒険物語が出会う一大事件に、ワクワクと嬉しい興奮です。大航海への船出をご一緒できることに、血湧き肉踊りました!人生の航海でチャレンジし続ける冒険者たちが、ひととき羽を休めることができる場所としての“home”。家族の宴のシーンは、梅雨の合間の奇跡的な快晴の中で、キラキラと降り注ぐ太陽の愛に守っていただきながら撮影することができました。
私にとってルフィの魅力は、毎日出会う何気ないことに、超シンプルに大感動できる天賦の才能です。「あ~よく寝たな~」「あ~いい天気だな~」「これ、美味いな!」素直な喜びを、無邪気に伸び伸びと、声にできるルフィの純な大きさに、みんなが付いて行きたくなる。夢への揺るぎない針路を引き寄せるルフィの言葉は、きっと皆さんの人生航路にも、爽やかな追い風を送ってくれるのではないでしょうか。

寺島進コメント

原作100巻、アニメ1000話と、これだけ続いてる事実はすごい!おめでとうございます。この歳で本作に出会えたことは自分自身ラッキーだなあ!と。読まないまま過ごしてたら、とても悔いの残る人生になるところでした(笑)。お陰様で今では嫁と娘が毎日テレビ前で齧り付いて見入ってます!撮影時は天気がドンヨリしてはいましたが、山口智子さんを始め、キャストの皆様が元気に光り輝いていました。そんな現場は天気が快晴のごとくキラキラと温かかったですね。また本作を蜷川実花監督が担当することで、和やかに明るく、面白く、そして美しく彩られています。これからご覧になる皆さん、楽しみにして下さいね。

蜷川実花監督コメント

山口智子のキャスティング理由

一体、誰がルフィをモチーフにした役を演じられるだろう……?
天から降ってきた案が、山口智子さんでした。以前に撮影でご一緒した時、太陽のような笑顔で、素敵な風を吹かす姿が記憶に残っており、山口智子さんなら!と思いお声掛けさせて頂きました。

現場でのエピソード

ルフィをモチーフにしたお母さんいう難しい設定を、説得力を持って演じて下さり、たった一日の撮影だったのですが、現場は山口さんのオーラと人間力に包まれ、山口さんが演じる“ルフィ”の登場によって、難しい企画が実現しました。