「免疫」機能性表示食品の届け出に指標 日本抗加齢協会、消費者庁と諮り策定

特定非営利法人日本抗加齢協会は9月1日付で、「免疫」に関する機能性を表示する機能性表示食品の届け出について、科学的根拠の考え方などをまとめ、公表することがこのほど分かった。同協会では、消費者庁と、「免疫」の機能性表示に関する協議を行っており、消費者庁の考え方が同資料に反映されている可能性がある。資料では、免疫の機能性表示について、「免疫指標」「自然免疫、獲得免疫」「臨床試験」「被験者数」について、考え方が示されているようだ。

日本抗加齢協会は7月29日、同協会の賛助会員社に対して、「免疫関係の機能性表示の科学的根拠に関する考え方」に関する資料を送付していた。「免疫指標」について、既に届け出が受理されている「樹状細胞の活性化」だけでなく、「食細胞活性」「NK細胞活性」「T細胞(CD4T細胞)増殖性・活性化」「分泌型IgA抗体濃度」なども、「有用である」としている。「これらの指標以外にも、科学的根拠が説明できる指標を使用することも構わないが、これらの免疫指標が複数動いていることが望ましい」ともしている。

単一の指標であっても「下流に応答した免疫指標に類似した指標(サイトカインなど)が動き、局所及び体全体のクリニカルアウトカムが合理的に説明できれば、免疫全体を調整していることの根拠となりうる」としている。「免疫全体を調整することを科学的に説明できることが重要だ」などとしている。

機能性表示食品制度を担当する消費者庁食品表示企画課は、「まだ資料が公開されていないため、コメントできない」(久保陽子課長補佐)としている。