JR東日本メカトロニクスとアートは8月30日、東日本旅客鉄道(JR東日本)の発行する「Suica」などの交通系ICカードを入退室認証に利用できる「Suicaスマートロック」の提供を発表した。

サービス導入後は、手持ちの交通系ICカードをスマートロックの鍵として利用できる。

  • 「Suicaスマートロック」の利用イメージ

同サービスは、アートが提供するクラウド対応の入退室管理システム「ALLIGATE(アリゲイト)」と、JR東日本メカトロニクスが提供する各種IDを連携するシステム「ID-PORT(アイディ・ポート」を接続することで実現。手持ちの「Suica」や「モバイルSuica」のID番号を入退室認証に用いる。また、JR東日本が提供する「Suica認証情報提供サービス」を活用することで、IDの安全な管理にも配慮した仕組みになっている。

12月頃のサービス開始を予定しており、今後はオフィス、ホテル、マンション、商業・スポーツなどの複合施設のほか、研修センター、駐車場、ロッカーなどへの導入を想定している。