インテックは8月23日、開発案件と技術要員のマッチングアプリ「i_soda（アイソーダ）」を開発し、運用を開始したと発表した。システム開発の要員募集をしている企業が案件を登録することで、技術要員を提供している企業とマッチングできるスマートフォンアプリだ。

「i_soda」は、システム開発の要員募集をしている企業が案件を登録することで、技術要員を提供している企業とマッチングできるスマートフォンアプリ。要員提案企業が要員情報を登録することで、自動的に掲載されている要員募集情報とマッチングが行われる仕組みだ。

  • 「i_soda」を導入した業務フローイメージ

同アプリは対象の要員に対して、登録された案件がマッチングスコアの高い順に表示される。要員の登録内容は見直すことも可能で、編集のたびにマッチング情報が更新される。 また、マッチする案件情報の確認後に、案件担当者との連絡がワンタップで可能で、登録した要員を一覧管理することも可能。要員リストは開始時期順に表示されており、提案完了後はグレーアウトされ、一目で状況を確認できる。

  • 「i_soda」の機能概要

同社はまず、マーケティング試行としてインテックの開発案件を掲載し、2021年9月末（予定）まで参加する要員提案企業を募集して、アプリの使用感や開発案件と技術要員のマッチング度の評価などを実施する。同アプリの初期費用は無料で月額利用料はマーケティング試行後に決定するとのこと。

同社はマーケティング試行をもとに、今後インテック以外の要員募集企業への本格展開に進める。さらにデータ分析によるAIマッチングモデルの構築（マッチング精度の高度化）や、PCでも使用可能なWEB版の対応など、アプリのさらなる機能拡充を予定しているとのことだ。