Windows 11開発版においてデフォルトブラウザの切り替えが行いにくくなっていると、Webブラウザの開発者やメディアが伝えている（参考「Microsoft is making it harder to switch default browsers in Windows 11 - The Verge」）。インストールしたWebブラウザの最初のタイミングでデフォルトブラウザを行わなかった場合、二度と切り替えの方法が表示されないと指摘されている。
Windows 10では設定プリケーションの「アプリ」→「既定のアプリ」→「Webブラウザー」や、Webブラウザの設定機能からデフォルトブラウザを切り替えることができる。
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Windows 10 - 設定アプリケーション：「アプリ」→「既定のアプリ」→「Webブラウザー」
しかし、Windows 11開発版では、アプリケーション側からデフォルトアプリケーションを切り替えることはできないことになっており、さらに、設定アプリケーションからのデフォルトWebブラウザの切り替えも、次のスクリーンショットのように複数回設定変更を行わなければならない状態になっている。
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Windows 11における既定のWebブラウザの変更サンプル
これはあくまでもWindows 11開発版での挙動であり、リテール版が公開されるまでに挙動が変更される可能性もある。しかし現状では、MicrosoftはWebブラウザとしてMicrosoft Edgeを使ってほしいという姿勢を強く持っていることがわかる。
注意：Windows 11 Pro Insider Preview, update 21H2 build 22000.160にて動作を確認。これ以降のアップデートおよびビルドでは動作が変わっている可能性があり注意が必要。
