初代グランプリは「rienda」村岡美里さん 『令和のカリスマ店員』決める「STAFF OF THE YEAR」の結果発表

スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を提供するバニッシュ・スタンダードは8月19日、オンライン接客技術を競い、日本一の店舗スタッフを決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR」最終審査​​を実施した。「STAFF OF THE YEAR」の初代グランプリには、「rienda 福岡ソラリアプラザ店(バロックジャパンリミテッド)」の村岡美里さんが輝いた。審査員を務めたアン ミカさんや森泉さん、鈴木えみさんなどからは、参加者の熱のこもった接客に対し、賞賛の声が上がった。

【<画像37点>アパレル接客の甲子園!「STAFF OF THE YEAR」最終審査イベントの様子】

「STAFF OF THE YEAR」は、アパレル店舗スタッフがオンライン接客の技術を競い合い、「令和のカリスマ店員」を決める今年初開催のコンテスト。「STAFF START」を活用する全国7万人の店舗スタッフの中から、1次・2次審査を経て、18人のファイナリストが8月19日に開催した最終審査に臨んだ。最終審査は①テレビ電話接客(1対1のテレビ電話を通した商品提案)、②ライブ接客(LINELIVEを通した商品提案)、③自己PRの3つの審査を経て、グランプリ1名を含む5名の「STAFF OF THE YEAR」を決定した。

グランプリに輝いた村岡さんは2次審査も1位で通過した大本命だった。「テレビ電話接客」ではまず、「もし声が聞き取りづらかったらおっしゃってくださいね」と接客相手への丁寧な心遣いを示した。さらに、90秒という短い持ち時間の中で、探している商品の内容だけでなく、どういうニーズがあるかを聞き出し、選別した商品のおすすめポイントを端的に、聞き取りやすい声で伝えた。

「テレビ電話接客」を行う村岡さん

「ライブ接客」では、画面で伝わりにくい素材感や秋に向けたおすすめのコーディネートを的確に説明。視聴者の質問に「良い質問ありがとうございます」と添えて回答したり、視聴者の声に共感を示しながら商品の魅力を紹介していた点も印象に残った。

「ライブ接客」を行う村岡さん

最後の「自己PR」では、「私にとって仕事とは人生です。村岡美里を表現するすべてのことだと思っています。何よりも熱中して何よりも楽しいと思ってやってきたことなので、仕事という1つの言葉では片付かないくらいの想いがあります。大好きなことを大好きな仲間たちと今日までやってきたことが、今日という日につながっています。私の人生の中で今日は挑戦の日です。私の挑戦を一緒に成し遂げたいと思ってくれた、たくさんの人たちに支えられて今、私はこの場所に立っています」と話した。ともに働く仲間や会社への感謝を述べつつも、仕事への真摯で、熱い想いを誇り高く伝えていた。

「自己PR」を行う村岡さん

グランプリ受賞後、村岡さんは感想を聞かれ、「入社してどうしても売れない時期に上司に言われた『一番大事なのは人間力だ』ということが、今日につながっている気持ちでいっぱいです。販売の形は時代によって変わっていきますが、柔軟に今できることに取り組み、販売の先頭を切っていくつもりで仕事をしていきたいです。今日はこのような機会をいただきありがとうございました。一緒に参加した販売員のみなさんも、ありがとうございました」と話した。

囲み取材で「販売員の方がこれからより輝くためのアドバイス」を聞かれると、村岡さんは「前例にとらわれないことだと思います。先輩たちがああやっていたから、こうやっていたからということばかりだと、それを言い訳にしてしまうところもある。自分が目の前のお客さまにどうしたいかを考えて、動いていくと想いは絶対伝わると思います」と答えた。

バロックジャパンリミテッドが1,2位独占

グランプリの村岡さんに続いて、2位もバロックジャパンリミテッドの店舗スタッフが選ばれた。2位に選ばれた、なとりかさん(MOUSSY、ルミネ立川店)は、受賞コメントで「最初は出るのをやめようと思いましたが、周りの支えがあり、ここまでこれたのもSTAFF STARTのおかげだと思い、みんなへの恩返しのつもりで参加しました。(仕事とプライベートを)両立できている自信はないけど、諦めないで頑張っていれば夢は叶うよということを息子と後輩にみせたくて、そして、こうやって結果がでてみんなに感謝です。今はオンラインでお客様とコミュニケーション取れますが、やっぱり私は直接お客様に会いたい。コロナが落ち着いたら絶対に会いに行きたい店舗スタッフと思ってもらえるよう、これからも頑張ります」と話した。

2位のなとりかさん(MOUSSY、ルミネ立川店)

3位には森川小百合さん(mystic、新宿ミロード店)が選ばれた。受賞コメントでは、「たくさん応援ありがとうございました。緊張も不安もたくさん入り混じった数か月でしたが、みなさんの応援のおかげでこの日を迎えられて、しかも光栄な3位をいただくことができました。ありがとうございました」と話した。

3位の森川小百合さん(mystic、新宿ミロード店)

4位にはゆめきゃぴさん(WEGO、あべのキューズモール店)が選ばれた。受賞コメントでは、「緊張しすぎてあまり上手く話すことが出来ず不安でしたが、たくさんのお客様や家族、友人、同じ会社の方々が応援してくれたことが自分の力になりました。とても嬉しいです」と話した。

4位のゆめきゃぴさん(WEGO、あべのキューズモール店)

5位にはMisayoさん(niko and...、イオンモール宮崎店)が選ばれた。受賞コメントでは、「ここまでこれたのはお客様はじめ、店舗スタッフ、本部のみなさまのおかげだと思っています。今回賞をいただいて、自分自身もアパレルを頑張ろうと思えましたし、これからもたくさんの人にファッションの楽しさを伝えていけるよう『Play Fashion!』で頑張ります。」と話した。

5位のMisayoさん(niko and...、イオンモール宮崎店)

「STAFF OF THE YEAR」に選ばれた5人のスタッフには、総額500万円相当の賞金または体験と、2021年9月4日に行われる東京ガールズコレクション「STAFF START」ステージのプロデュース権が授与された。当日は5人もステージに登場する予定だという。

アン ミカさん「自分の『好き』と『似合う』を知っている」

最終審査の審査員は、アン ミカさん、森泉さん、鈴木えみさんといったモデル経験のある著名人に加え、国内外のブランドでの長年の販売経験を持ち、現在は店舗コンサルや研修事業を展開するBRUSHの秋山恵倭子会長、セミナー講師で接客スペシャリスト(元ルイ・ヴィトン顧客保有数No.1スタッフ)である土井美和さん、バニッシュ・スタンダードと提携しているLINEの執行役員 広告・法人事業担当 池端由基さん、そしてバニッシュ・スタンダードの小野里寧晃CEOの7人が務めた。さらに最終審査ではアプリ配信サービス「LINE LIVE」で最終審査の様子を視聴した一般顧客によるオンライン投票結果を審査対象になった。オンライン投票数は8万8377票、LINE LIVE視聴者数は7512人だった。

グランプリに輝いた村岡さんに対して、審査員のアン ミカさんは、「最後の自己PRまで落ち着き払っていたので、(グランプリを受賞して)今、ものすごく涙でいっぱいになっているの見て、やっぱり(ほかの参加者と)同じように緊張されていて、いっぱいいっぱいでいらっしゃったんだろうなと感じました。自己PRでは自分の『好き』以外に仲間と一緒にここまでやってきたと感謝の気持ちを述べられていたのが印象的でした」とコメント。さらに、「自分の『好き』と『似合う』を知って、自分に似合うものを着ていることも一つの接客業の安心感になります。非常に華やかで、ご自身らしいファッションも目を引きました」と伝えた。

来賓あいさつにはユナイテッドアローズの重松理名誉会長が登壇し、エールを送った。司会進行役として俳優の城田優さんも参加し、イベントを盛り上げた。

ユナイテッドアローズの重松理名誉会長

司会を務めた俳優の城田優さん(写真左)

最後にイベントを主催したバニッシュ・スタンダードの小野里CEOは、受賞者への祝辞を述べるとともに「誰にも相談していないですが、『STAFF OF THE YEAR 2022』を開催することを決めました。絶対にやった方がいい。(参加した人には)説明も必要ないと思いますが、こんな素敵なイベントになるんだなと思いました。スタッフの皆さんの力を信じて、オンラインでイベントをPRしていきましたが、リアルで感じた感動があった。泣かなかった方はいらっしゃらないんじゃないか、と思うほどでした」と述べた。

バニッシュ・スタンダードの小野里寧晃CEO