Netflixと東北電力フロンティアが業務提携を締結し、東北電力フロンティアが提供する電気と、Netflixを同時に契約できる国内初のバンドルサービス「シンプルでんき with Netflix」を発表。11月1日から提供開始する。先行エントリーキャンペーンの申し込み受付が8月20日に始まった。

シンプルでんき with Netflixは、東北6県と新潟県で電気を使っており、Netflixへの加入を希望、もしくは既に加入中の人が対象。加入条件として、料金の支払い方法をクレジットカード払いとすることなどが挙げられている。

3種類の料金プランがあり、一人暮らし世帯をターゲットにした月額4,900円の「Sプラン」(月150kWh)、夫婦世帯向けに月額7,700円の「Mプラン」(月250kWh)、子育て世代に向けた12,200円の「Lプラン」(月400kWh)を用意。電気の使用量に応じていずれかを選べる。

これらにはNetflixの映像をSD画質で視聴できる「ベーシック」プランが含まれるが、追加オプション料金を支払うことで上位プランへの変更も可能。HD画質で2画面同時視聴できる「スタンダード」にアップグレードする場合は月額500円、最大4K画質で4画面同時視聴可能な「プレミアム」には月額990円を追加することで変更できる。

東北電力フロンティアでは、東北電力の電気料金プラン「従量電灯B」とNetflixを別々に契約した場合と比べて、年間9,348円お得になるとしている。なお、これは60Aの電力とNetflixのベーシックプランを個別に契約し、1年を通して電気を使い、ひと月あたりの使用量平均が400kWhとなる場合のモデル料金。電気の使用量によっては、料金メリットが出ない場合もあるという。

サービス提供開始に先駆け、先行エントリーキャンペーン「でんきにもっと、トキメキを。」の申し込み受付を特設サイトで開始。dポイントやnanaco、WAONなどと交換できる5,000円相当分の「フロンティアeポイント」をプレゼントする。先行エントリー期間は10月31日までで、実際の契約申し込みは11月以降に開始予定。

各プランの内容や条件など、詳細は同社Webサイトを参照のこと。