SS Technologiesは8月4日、不動産に特化したSaaS「SSクラウドシリーズ」で、営業訪問経路を最適化する「巡回クラウド」を提供すると発表した。同サービスの正式リリースは8月末となる。

「巡回クラウド」は不動産管理会社向けのクラウドサービスとなり、営業社員の最適な訪問経路の自動算出や、訪問報告書の自動作成が可能だ。ユーザーが訪問予定やタスクを「巡回クラウド」に登録すると、その日の予定から最適な巡回経路が算出・提案される。また写真や作業記録もできるため、自動での報告書作成も可能だ。同サービスは、物件巡回だけでなく業者・オーナー訪問にも活用できる。

  • 「巡回クラウド」の画面イメージ

SS Technologiesは、システム開発やWebマーケティング支援事業を展開するシステムソフトの子会社。これまで「SSクラウドシリーズ」では、不動産向けスマートロックシステムの「Selkey クラウド」や入居者、工事会社、管理会社が損傷状況を登録・報告できる「修繕チェック クラウド」などを提供している。