ROXXは8月4日、同社が開発・提供する月額制リファレンスチェックサービス「back check」での、コンプライアンスチェック機能の追加提供を発表した。同機能は、KYCコンサルティングが提供するコンプライアンスチェックシステム「Solomon」とのAPI連携によって実現したもので、back checkのユーザーはオプション機能として利用できる。

  • コンプライアンスチェック結果は、リファレンス管理画面の候補者氏名欄の下に表示される

「back check」は企業の中途採用活動において、採用候補者の経歴や前職での実績・人物像などを第三者(採用候補者の上司や同僚など)から取得する「リファレンスチェック」のサービスだ。企業側の利用者は採用予定の職種やポジションに合わせて数十問の質問を自動生成し、 オンライン上で簡単にリファレンスチェックを実施できる。

「Solomon」はコンプライアンスチェックにおける属性、アンチマネーロンダリング(AML)、公的要人(PEPs)、テロ資金供与対策(CFT)、汚職・腐敗などをチェックできるサービスだ。

今回のオプション機能は、月額定額3万円にて件数制限なく利用可能だ。収集可能な情報は 暴力団・密接交際者・過激派・準暴力団・フロント企業・特殊犯罪などの国内情報に加えて、 海外情報も含まれる(国内での一般犯罪や破産/与信などはチェック対象外)。