不登校から勇気を振り絞って…新谷真由が語るアイドル再挑戦

圧倒的な“可愛さ”と様々なスタイルの楽曲で注目を浴びる5人組アイドルグループ・パラディーク。そんなグループの中心メンバーである新谷真由は、過去にグループ活動、そしてグラビア活動で人気を博しながらも、ある挫折を経験し一度歩みを止めてしまった。彼女が芸能を目指したきっかけ、そして挫折からの再出発への道のりを語ってくれた。

【写真】圧倒的な透明感、デコ出し&浴衣姿の新谷真由

──元々芸能の世界への興味は持っていましたか?

新谷 まっっったく、ありませんでした。元々はメイクするのが好きで、人にそのメイクを通じて笑顔になってもらいたい! という想いから、美容師・ヘアメイクを目指そうと、高校からメイクや美容を学べる学校に通っていたんです。なので芸能界でも、裏方の方への興味はありましたね。

──その新谷さんがなぜこの世界に?

新谷 入学半年目のころかな? 友だちの勧めで「高一ミスコン2017」になぜか参加することになって。正直、「なんで私?」と思っていました。中学時代はあることがきっかけで不登校気味になり、人前に出るのが本当に怖かったんです。ただ、そんな自分を変えてみたいとずっと思っていました。「なんで?」と思いつつも、これが自分を変える一歩のなるのでは?と思い、友だちに手伝ってもらいながら挑戦しました。そうしたら、そこからのご縁でスカウトされたんです。

──それで、2017年に前グループに加入すると。

新谷 はい。お話を聞いたときは全く自信もなく、とにかく怖かったですが、ここでもまた自分は何かを経験すれば変れると思い、勇気を振り絞り引き受けました。ただ、加入してすぐに「辞めたいなあ」と思っていました(苦笑)。歌が上手い子、ダンスができる子がいる中、私は最年少キャラ以外の取柄がないから全く人気がなく。握手会の列も常に数人で、気を使ってメンバーのファンの方が来てくださる毎日(苦笑)。本当にそれがしんどくて、心が折れかけたこともありました。

──そこで踏ん張れた理由は?

新谷 「これじゃ終われない」となぜか負けず嫌いが発動したんですよ。歌とダンスでは完全に劣る分、とにかく“表情”や“魅せること”を徹底的に頑張りました。私がレスを送ると、ファンの方がニコニコと笑顔で返してくれて。そのとき、私が人を笑顔にすることがアイドルという形で叶うという発見もあって、どんどんのめり込みました。同時に私を見つけてくださる方も増え、そのときに「みんな好きだよ~! ありがとう~!!」と心の中で号泣していました(笑)。

新谷 いやあ、ありがたい~(手を合わせる)! 正直最初は「あれだけ人前に出るのが嫌いだった私が水着?」と、ここでもド緊張、完全にびびっちゃって。ただ、撮影がすごく楽しくて、しかも大きな反響をいただき何度も表紙を飾らせていただけて。グラビアを飾るたびに、ファンの方はもちろん、グラビアで私を知った方が「応援するよ!」という声をたくさん届けてくださったのが本当に心の支えになりました。ただ……18歳のころの私にとって、荷が重い仕事でもありました。

──有名になることで、良い反応だけではない、様々な声が届きやすくなりますからね。

新谷 本当に。やはり中にはTwitterでズタズタと心を刺すことを言う人がいるわけです。決してメンタルが強い人間ではないので、その反応にダメージを受けてしまって。そのダメージがステージでも出るようになってしまったんです。沈んだ顔を見せたらアイドル失格という想いがあったのに、ある日いよいよ耐えられなくなり、自分でも分かるぐらいの辛い顔を出してしまって。その瞬間「今の私ではアイドルをやれない」と思い、アイドル活動から離れることを決めました。

──脱退発表の際、志半ばだという想いが感じられましたが、そういうことがあったからだったとは……。

新谷 はい。正直もう怖い想いはしたくないと思い、この世界から離れるつもりでした。ただ、応援してくださるファンの方にまた会いたいという気持ちだけはあって。どこかフワフワした気持ちの状態で、ソロ活動していましたね(苦笑)。

【後編はこちら】新谷真由が語る“アイドル失格”から復活への道のり「改めてグラビアに挑戦したい」

▽新谷真由(にいや・まゆ)

今年4月にデビューした5人組アイドルグループ「パラディーク」のピンク担当。キュートなルックスとパフォーマンス力でグループを引っ張る。毎月、定期ライブを行うなど、精力的に活動中。