キャリアデザインセンターはこのほど、「出社派とリモート派のランチ事情」に関する調査結果を発表した。同調査は6月18日~7月1日、同社運営サイト「女の転職type」会員648名を対象に、インターネットで実施した。

  • コロナ前と現在、平日のランチはどうしてる?

現在の働く環境について尋ねたところ、59.6%が「出社することが多い」、13.3%が「リモート(在宅)勤務が多い」と回答した。

現在と2019年以前(コロナ前)の平日のランチ事情について尋ねたところ、2021年(現在)、2019年(コロナ前)とも、「お弁当、自炊が多い」が最も多かった。次いで「中食(買ってきたものを食べる)が多い」、「外食が多い」となっている。「外食が多い」は2019年(コロナ前)の20.6%から、2021年(現在)は8.9%と半分以下に減少した。

2021年(現在)の働く環境別に、ランチ状況を比較すると、「お弁当、自炊が多い」という回答は、リモート派の方が出社派より8.1%多く、「外食が多い」は出社派の方が3.8%多い結果となった。

  • 出社派・リモート派の現在のランチ事情

ランチにかける平均金額は、2019年以前(コロナ前)は613円であったが、2021年(現在)は500円と113円減っている。2021年(現在)の働く環境別に見てみると、出社派534円、リモート派451円だった。

  • 平日のランチにかける平均金額は?

現在のランチの際に感じている悩みや不安について聞くと、出社派は「栄養バランスが偏る」(36.3%)が最も多く、「味に飽きる」(33.9%)、「値段が高い」(28.8%)と続いた。リモート派で最も多い回答は、「コロナ禍で外食がしづらい」(34.9%)で、2位は「コロナ禍で人とランチがしづらい」(32.6%)、3位は「栄養バランスが偏る」(31.4%)だった。

  • 現在のランチの際に感じている悩みや不安

ランチをしながら何していることが多いか尋ねたところ、働く環境に関わらず「スマホを見る」が最も多かった。出社派の2位は「人と会話」(23.8%)、3位は「パソコンを見る」(12.2%)だった。リモート派の2位は「テレビを見る」(31.4%)、3位は「パソコンを見る」(22.1%)となっている。

  • ランチをしながら何していることが多い?