補正下着販売の「補正屋」、月商2000万突破 モール内広告とLINE販促が奏功

楽天市場にて補正下着を販売する「補正屋」を運営するMIU(エムアイユー)は、2021年4月度に月商が2000万円を超えた。楽天内の広告とLINEでの販促を強化したことが奏功。「セット商品」を開発し、品ぞろえを増やすとともに、購入単価の向上にもつなげた。

「補正屋」は補正下着をお得な価格で販売している。他社は4000円以上で販売しているケースが多い中、同社は1980円で販売している。

「セット商品」はさらに割引価格で提供している。定価の1000円引きや非売品の着圧ソックスなどを付けて、よりお得感をアピールしている。

「割引価格で提供できるのは、仲介業者が存在しないから。自社に新たに輸入事業部を設け、中国の製造工場と直に金額交渉をしている。そのため低価格・サービス付きの販売形態が可能になった」(EC事業部・笹田章代部長)と話す。

「セット商品」とは、ナイトブラと補正下着を組み合わせたもの。ナイトブラ1枚と補正下着1枚のセット、ナイトブラ2枚と補正下着2枚のセットなど、計6種類を用意した。セットの補正下着はガードルやタイツ、レギンスを選択できる。

もともと商品数が少なかったが、セット商品を加えたことで、顧客の選択肢の幅が広がった。

主な集客方法は楽天内の広告とLINE。楽天内の広告では「セット商品」ではなく、あえて単価の低い単品商品を広告に掲載した。

「『セット商品』は販売価格が高い。そのため、新規顧客獲得にはつながりにくいと思った。まずは単価の低い単品商品を知ってもらい、自社ページに顧客が流れて来ることを目指した」(同)と話す。

実際に広告から同サイトに流入した顧客が、単品商品ではなく、割引価格や非売品付きで販売している「セット商品」の存在を知り、購入に至っている。「セット商品」販売後に購入単価は、1000円ほど上昇したという。

楽天市場ではある商品を同時期に多数の人が購入すると、検索ページでその商品が上位に表示される。同社では、LINEで3000人以上の顧客にクーポンを配布し、購入を促した。多数の既存顧客が購入することで、検索ページの上位に自社商品が表示される。楽天内で下着を探しているユーザーが、同社の商品を発見し、単品やセット商品を購入してくれるケースが多いという。

「補正屋」

https://www.rakuten.ne.jp/gold/hoseiya/