「60歳以降も、会社員として働くことを考えているものの、給与が以前より安くなると、将来受け取れる年金額が減ってしまうのかどうか」という疑問に回答します。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。

今回は、60歳以降も、会社員として働くことを考えているものの、給与が以前より安くなると、将来受け取れる年金額が減ってしまうのかどうかについてです。

◆Q:給与が半分になります。給与の平均値が下がると将来の年金も減る?

◆A:60歳以降働けば、給与が下がっても、将来受け取れる年金は増える

まずは、老齢厚生年金額の計算式とは原則以下のようになっています(生年月日が昭和21年4月2日以降の場合)。

【1】平均標準報酬月額×7.125/1000×平成15年3月までの被保険者期間の月数

受け取れる老齢厚生年金額は【1】+【2】の合計額となります。

【1】は平成15年3月までの話ですので、これから働き続けても変動はありません。【2】がどのように変動するのか、がポイントになります。

厚生年金に長く加入することで、「平均標準報酬額」が低くなっても、月数が多くなるので、年金の総額は増えるということです。

文:坂口 猛(マネーガイド)

文=坂口 猛(マネーガイド)