映画『100日間生きたワニ』上田慎一郎監督、“アニメ映画制作の難しさ”に言及「意図や意思の強さが実写以上に必要」
TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の特別番組「『100日間生きたワニ』公開記念“生きるラジオ”」。7月9日(金)公開予定の映画『100日間生きたワニ』の監督・脚本を務める上田慎一郎とふくだみゆきが、全4回にわたって映画と作品を深堀りしていくトーク番組です。7月23日(金)の配信では、アニメ制作とプロモーションを通じて学んだことについて語り合いました。

「AuDee(オーディー)」でチェック!

(左から)上田慎一郎、ふくだみゆき

親子で鑑賞した感想が知りたい!

映画の制作後、いくつもの媒体で取材を受けたと2人は振り返ります。なかには、取材を通して気付いた「映画への発見」もあったそうです。

上田:映画を作るなかで得られるものもあるけれど、取材や公開後の声で(新たに)気付くこととか、受け取っていくものもいっぱいあるよね。

ふくだ:ありますね。作品を観てくださった方が質問してくださるので、「そこに疑問を持ったんだ」とか「そこはそういう風に受け取ったんだ」とか「こういうことが知りたくなるんだ」っていうことを、取材でアンサーとして受け取ることがある。

上田:はいはい。今回の作品は「語ってほしい映画になればいいな」という思いで作ったんですね。だから、僕らができるだけ語り過ぎないようにしたというか。誰かと一緒に観に行って語ってほしいですし、一人で観て自分なりの解釈をSNSで語ってほしいです。

ふくだ:小学生中学生ぐらいのお子さんとかと、親子で一緒に観ていただきたいですね。普通のアニメよりはちょっと“渋め”です。

上田:そうですね。あまり多くは説明してくれない映画だと思います。

ふくだ:「どれぐらいの年代の子に、どれぐらい伝わるんだろう」ってことがわからないんですよね。

上田:ぜひ気になるので、親子で観に行ってほしいです。

アニメ制作で新たな武器を手に入れることができた

2人は『100日間生きたワニ』の制作によって、多くの発見と技術を得ることができたと語りました。

上田:実写の映画を作るとき、自分は脚本を練り込むし、リハーサルも重ねるんですよ。実際に起きた現場のトラブルも取り込みながら撮影をして、それを編集していくスタイルなんですよね。

ふくだ:はいはい。

上田:でも、アニメって意図しているものしか絵にできないじゃない? たとえば、画面の隅に置かれている目覚まし時計の色でさえ、全部決めないといけないんですよね。偶然とかトラブルがあまり入り込まないというか。意図や意思の強さが実写以上に必要とされる。

ふくだ:たしかに。

上田:実写を作る人間として、アニメを作る方々からいろんなことを学べたので、1つの新たな“武器”を手に入れたような気がしています。この武器を手に、これからもどんどん映画を作っていきたいと思います!

ふくだ:はい!

配信のなかで、2人は印象に残ったプロモーションについても触れていきました。詳しくは音声配信サービス「AuDee(オーディー)」でチェックしてください!

<番組概要>

番組名:『100日間生きたワニ』公開記念“生きるラジオ”

配信日時:7月2日(金)、7月9日(金)、7月16日(金)、7月23日(金)

パーソナリティ:上田慎一郎、ふくだみゆき

番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/100000262