老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、会社員だった人が60代前半でもらえる特別支給の老齢厚生年金の計算方法についてです。

◆Q:特別支給の老齢厚生年金の計算方法って?

◆A:計算は複雑。年金事務所で計算するのが正確です

平成15年4月に賞与からも厚生年金保険料を差し引くこととなったため、3月以前とは乗率が7.125/1000から5.481/1000に変更になりました。

従って、平成15年(2003年)3月以前と4月以降の加入月数と平均標準報酬額(3月以前は平均標準報酬月額と呼びます)を分けて計算してから合計します(昭和21(1946)年4月2日以降生まれの人の場合)。

(1)平均標準報酬月額×1000分の7.125×2003年3月までの被保険者期間の月数

特別支給の老齢厚生年金額は(1)+(2)となります。

簡易的に平均月給と平均賞与を思い出し、簡易的な乗率0.7%(≒7.125/1000)、0.55%(≒5.481/1000)を使ってざっくり計算してみましょう。

・平成15年3月以前……26万円×0.7%×240カ月≒43万6800円

合計で特別支給の老齢厚生年金は約88万6920円となるのです。

特別支給の老齢厚生年金額は、計算方法が複雑です。年金事務所で確認することをオススメいたします。

文:拝野 洋子(マネーガイド)

文=拝野 洋子(マネーガイド)