東京五輪2日目となる24日、バドミントン女子シングルス1次リーグが行われ、世界ランキング5位の山口茜選手が出場。世界ランキング146位のマホー・シャザド選手(パキスタン)を2-0(21-3、21-8)で危なげなく下し、地元五輪でのメダル獲得に向け幸先のよいスタートを切った。

  • バドミントンの山口茜選手が女子シングルス1次リーグ初戦に快勝した

    バドミントンの山口茜選手が女子シングルス1次リーグ初戦に快勝した

元世界ランキング1位の実力を存分に発揮した。圧倒的な実力差を武器に序盤からシャザド選手を前後左右に振り、ミスを重ねさせることで得点を積み上げていき、第1ゲームをわずか10分ほどで奪う。

続く第2ゲームも危なげない試合運びを見せる。相手をコートの後ろにくぎ付けにしたうえでのドロップ、逆サイドを狙いすましたスマッシュなどが面白いように決まり21-8でフィニッシュ。試合時間を30分以内に抑える「省エネゲーム」で、大事な初戦を終えた。