お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、きょう23日に放送されるカンテレのバラエティ番組『千原ジュニアの座王』(25:05~ ※関西ローカル)に、審査委員長として初登場する。

  • チュートリアルの徳井義実=カンテレ提供

今回は、笑い飯・西田、馬場園梓、ザブングル加藤、流れ星☆・ちゅうえい、モンスターエンジン・西森、スマイル・ウーイェイよしたか、アキナ・山名、ロングコートダディ・堂前、コウテイ・下田、コウテイ・九条の10人が集結し“座王”を競う。審査委員長の徳井は、収録の冒頭で、「いろいろ審査されてここに来られたわけですが…」とあの騒動について千原ジュニアにいきなりツッコまれる。

収録後、徳井は「こんなにお笑い純度の高い番組がなかなか最近ないので、すごくおもしろかったのと、やっぱりみんなすごいなと思いました」と感想を述べ、「もっとすごく楽しいだけの感じかと思ったら、やっぱりちゃんと合間合間ヒリヒリする楽しいだけではない緊張感もあって。勝手に自分で追い込まれたなとか、どうしようと思ってるやろなとか、芸人の感情が手に取るように分かる、なかなかの現場でしたね」と芸人同士の真剣勝負を振り返った。

印象に残ったプレイヤーについては、審査に難癖をつけてきたザブングル加藤を挙げ、「なんでしょうね、あの人。自分で自分に火をつけて火だるまになって向かってきて、お前どうすんねん!?って(逆ギレしてくる)。あれはほんまにさんまさんが悪いですね。責任取っていただかないと」と『さんまのお笑い向上委員会』でさまざまな芸人にかみついてはキレまくる“魔王”こと加藤を作り上げた明石家さんまの責任を追及した。

さらに、自身の審査については「普通に札あげてただけで、1個ほんまに大失敗を犯してしまって…。芸人ってあまり恥ずかしいことってないんですけど、あの種類のミスだけは一番恥ずかしいんです。ホントに芸歴20年も超え、46歳にもなって非常に恥ずかしいです」と収録中の札を上げ間違えた審査ミスについて、穴があったら入りそうなほど恥ずかしそうに答えた。

ちなみに、プレイヤーとしての参加については「いや~。ないですね。ズタボロになります。帰りの新幹線でヘコむだけ。笑い飯・西田とか僕より年上ですから、すごい鉄人ですよね。“鬼”と呼ばれるだけのことはあります。帰りの新幹線のこと考えたら審査委員長のほうがいいですね」とのこと。

最後に番組の見どころを聞くと、「コンビを解散した(馬場園とザブングル加藤の)2人がおって、僕がいて、なんかひともん着あった人が3人いるのと、今回はザブングル加藤ですね。刀を持った加藤。ここが見どころじゃないですかね。あいつには二度と刀を持たせてはいけないという芸能界のお達しとして各局共有してほしいですね。“加藤に刀を持たすな! 現場が荒れる!”」と、改めて刀を持って座王を荒らしまくった“魔王”を挙げた。