女優の天海祐希が、きょう22日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第4シリーズ(毎週木曜21:00~)第3話で、俳優の岡山天音と共にボクシングリングに立つ。

  • 左から岡山天音、天海祐希=テレビ朝日提供

ゲストとして出演する岡山と神尾楓珠は、体脂肪率まで大幅減量する綿密なトレーニングを経てボクサー役に。神尾は「大卒のプリンス」ともてはやされる現バンタム級チャンピオン・加賀見光一郎を、岡山はそんな加賀美に挑む常に戦闘態勢の元不良少年ボクサー・石倉衆二を演じる。

タイトルマッチ直前、週刊誌記者殺害事件の犯人なのではと疑われ任意同行された石倉。取調室での第1回事情聴取では、天海演じる百戦錬磨の取調官・有希子に“どうにも煮え切らない空振り感”を感じさせるほどしたたかに追及をかわす。

石倉の本音を引き出すべく、有希子が選んだ次なる舞台は戦いのリング。有希子はボクシングジムへ向かい、石倉に対してスパーリングの相手になることを申し出る。スポーツウェアに身を包み、グローブを両手に着けてリングに上がる有希子。そんな彼女に、1ミリの手加減も許さない戦闘態勢で向き合う石倉。このシーンには、実は視聴者が思わず釘付けになるであろう新たな要素も盛り込まれているという。

岡山は天海の芝居について「常に台本にはない、ご自身のカラーを挟み込んでお芝居をされていました。ボクシングジムでの撮影では特に、天海さん演じる有希子のコミカルさが垣間見られました。その場でエンターテインメントの最大値を追い続ける姿勢に学ばせていただきました」と語る。

また、撮影に入るときは「長年ひとつのチームで作り上げられた空気の中に単身お邪魔させていただくということで、かなりアウェイなスタートだと感じていた」という岡山だが、「天海さんから常にコミュニケーションを取ってくださり、非常に居やすい環境を作っていただきました。これだけキャリアに差のある自分にも徹底的にサービス精神を持って接してくださり、一線で活躍し続けている天海さんの姿勢に圧倒されました」と明かした。