フリーアナウンサーの加藤綾子が結婚後初の収録を迎えた、フジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(毎週水曜21:00~)が、きょう21日に放送される。

  • 明石家さんま(左)と加藤綾子=フジテレビ提供

『めざましテレビ』内で直筆のコメントを寄せ6月6日に結婚したことを発表した加藤は、幸せ色のピンクのワンピースでスタジオに登場。収録が始まると、明石家さんまがいきなり「ものまね芸人の人生相談より、加藤綾子の人生相談…、申し訳ないけど、お前ら(スタジオの)前室でものまねやって帰ってくれる?」と切り出し、本来の企画である「ものまね芸人集団人生相談」に登場するものまね芸人たちも「ここで聞かせてくださいよ」と慌てて訴え、「じゃぁ、ものまねでインタビューをせい」と、急きょ芸人たちみんなで“ものまねで加藤の結婚について直撃”することに。

2010年10月、この番組が今の時間で放送開始されてから約11年、ともに番組を作ってきたさんまと加藤だが、まず最初にさんまが切り込んだ話は、「なんで“今現在のレギュラー番組”である『ホンマでっか!?TV』で発表しなかったのか」。果たして加藤の返しは…。

「ものまね芸人集団人生相談」のゲストは、芸人ではないがジャニーズタレントのものまねが得意なA.B.C-Z・河合郁人に、原口あきまさ、神奈月、ホリ、ミラクルひかる、山本高広の6人。「SMAPに囲まれているくらい緊張する」と河合も違和感が隠せないが、芸人たちとともに「自分の中ではやっているものまねが無意識に出てしまう」など、日常生活でこまること、ご本人と会いづらいこと、ネタのアップデートが大変…など、ものまねが得意だからこその職業病やものまね芸人特有の悩みを、ものまねを次々と織り交ぜながら相談していく。

評論家からは、「ものまねをするのは、人間の本性。ものまねをすることで人間は成長して、マネをしたあとに独創性が生まれる」と脳科学的な目線からアドバイスを受ける。「ものまねは自然にやっているので、なんでおもしろいのか分からない」とつぶやく芸人たちにも、その理由やおもしろくなるモノマネのツボを答えていく。

そのうち、番組は相談というよりもものまね合戦、そして木村拓哉のあるある合戦に突入する。河合の“スイッチが入る木村拓哉のものまね”と、神奈月の“武藤敬司ものまね”とのコラボも必見。「やりたいモノマネやるのやめようよ」とさんまが言うほど、ものまね三昧の回となる。

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