TBSは21日19時から東京オリンピック サッカー女子予選リーグ第1戦「日本×カナダ」を生中継する。23日の開会式に先駆けて行われるこの試合が民放最初の中継となり、いよいよ東京オリンピックが開幕する。

  • なでしこジャパン 写真提供:アフロ

悲願のメダルを目指す「なでしこジャパン」。チームを牽引するのは、ちょうど10年前、2011年ワールドカップの優勝を知るメンバー、キャプテンの熊谷紗希。そして14日の強化試合でも得点を挙げたイングランド・アーセナルで活躍するエース岩渕真奈。チームの司令塔は今年2月からイタリアの名門ACミランに移籍した長谷川唯。メダルを狙えるメンバーが揃った。

チームとしては、11年ワールドカップの世界女王として挑んだ12年ロンドンオリンピックでは悔しい銀メダル、そして、16年のリオオリンピックは本大会出場を逃しており、地元開催の今回こそ目指すのは世界の頂点。

初戦は、前回銅メダルの“北米の雄”カナダ。オリンピックでは初戦に勝利した場合、決勝トーナメントへの進出確率は80%を超えるといわれ、悲願のメダルに向け、非常に大事な一戦となる。また大会序盤での日本代表の勝利は、他の競技の選手、そして応援する国民に大きなチカラを与えることにもなるだろう。

TBSはこの試合の模様を、総合司会の安住紳一郎TBSアナウンサー、スペシャルキャスターの高橋尚子、アスリート解説の鮫島彩選手という陣容で、プロ目線かつ、わかりやすいスタジオ解説を交えて届ける。

鮫島選手は「なでしこジャパンの、金メダルへの挑戦は簡単なものではありません。それでも、一緒の時を過ごしたメンバーの力を誰よりも信じています。当日、微力ではありますが、現地に届くよう放送を通してエールを送りたいと思います。皆様、なでしこの応援宜しくお願いいたします!」とコメントを寄せた。

  • 鮫島彩 (C)JFA