日本経済新聞出版は7月21日、『遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み』(1,760円)を発売する。

著者の神谷俊氏は、エスノグラファー代表取締役、バーチャルワークプレイスラボ代表。さまざまな会社のテレワーク移行支援を手掛けたり、組織開発・製品開発プロジェクトに貢献したりするなど、企業や地域をフィールドに多岐にわたって活動している。

  • 『遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み』(1,760円)

本書では、テレワークで社員の生産性が下がるのはなぜか? という疑問に対して「社員の自律性を高めること」がカギだとし、仕事における面白さをどのように醸成するのかがポイントだと指摘。

上司と部下のそれぞれの視点から、面白さを感じるきっかけづくりや、どんな時にどのような声掛けが必要なのか、さらには社員のタイプ別の対応など、テレワークを視野に入れた実践的な解説をしている。

社員個人の対応のみならず、チームとしてパフォーマンスを高めるための組織的な対応についても言及するなど、明日からでも取り組めるアイデアが詰まっており、実用性の高い一冊だという。