りそなホールディングス、NTTデータ、日本IBMは7月14日、デジタル分野におけるオープン・イノベーションの実現に向けて、「金融デジタルプラットフォームの共創に関する覚書」を締結したと発表した。

金融業界において金融機関と異業種など外部企業をつなぐ金融デジタルプラットフォームを提供するために、3社で協議・検討していく旨の覚書を締結した。

  • 金融デジタルプラットフォームの全体像

金融デジタルプラットフォームを活用することで、地域金融機関や一般事業法人などの利用企業は、最新テクノロジーを活用したさまざまなサービスを利用することが可能になる。また、機能提供を行うフィンテック企業などにとっては、自社の機能・サービスを幅広い金融機関などを通じて日本全国への展開につながる。

3社は今後、立ち上げた検討委員会を中心に、金融デジタルプラットフォームの提供に向けて、ビジネススキームやシステム構想などについて具体的な協議・検討に取り組む方針だ。