エクセルもしくは無料のシフト管理アプリ・システムを使うことで、シフト管理の効率化・自動化が行えます。しかしながら、無料でのシフト管理がおすすめなのは、従業員数30人以下の中小企業です。

30名を超える場合は、有料のシフト管理アプリ・システムの導入を検討しましょう。本記事では、無料のシフト管理アプリ・システムの特徴やおすすめの製品を紹介します。また、エクセルでシフト管理をする方法も紹介します。

シフト管理システム8選比較記事はコチラ→シフト管理システムおすすめ8選比較!メリット・選び方も解説【最新版】

無料のシフト管理アプリ・システムとは

  • シフト管理システム

シフト管理アプリ・システムの中には、無料で使える製品もあります。

クラウド上で従業員がシフト希望日を提出すると、シフト表に希望日が自動反映されます。管理者はドラッグ&ドロップで、細かな調整をするだけでシフト作成を終えられるのです。

つまり、無料のシフト管理アプリ・システムでは、シフト希望日の集計から作成、配布までの工程を効率化できます。

しかしながら、有料版とは異なり、機能や登録可能従業員数が制限されているデメリットもあるのです。そのため、従業員数の少ない小規模事業所やスタートアップ企業におすすめです。

エクセルでシフト管理する方法とは

紙でシフト管理をしている場合は、エクセルでのシフト管理を実施するだけでも、作業の効率化を図れます。エクセルには、豊富なシフト表のテンプレートが用意されています。したがって、エクセルの基本的な操作法さえ知っていれば、シフト管理も簡単に行えるでしょう。

具体的なシフト管理方法について解説します。

まずは、従業員数やワークスタイルに合ったテンプレートをダウンロードします。たとえば、24時間営業するコンビニやスーパーでの活用なら、時間軸が24時間表記のテンプレートがいいでしょう。

テンプレートをダウンロードしたら、従業員名や時給などを入力し、必要に応じて関数を用いてカスタマイズするだけです。あとは各従業員のシフト日や勤務時間を入力するだけで、入力結果が自動で反映されます。

無料のシフト管理アプリ・システムとは異なり、エクセルではシフト作成から勤務時間、給与管理などの効率化も行えます。しかし、従業員数が多くなるほどデータ入力の手間がかかり、管理が大変になるデメリットもあるのです。

無料で使えるおすすめのシフト管理システム3選

ここからは、無料で使えるシフト管理システムを紹介します。

6万社以上が選んだ勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」
株式会社 DONUTS

POINT
  • 参考価格:10名以下は無料、有料版は月額200円/ユーザー~
  • 提供形態:クラウド / SaaS / ASP
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「ジョブカン勤怠管理」は6万社以上に選ばれた勤怠管理システム です。出勤管理やシフト管理、休暇・申請管理の効率化を行えます。

登録者数10名以下の場合、無料での利用が可能です。シフトの印刷やデータダウンロードなど一部機能の制限がかかりますが、シフト管理を自動化できるのは魅力的です。無料版のデータ保持期間は30日という点には注意しましょう。

有料版は、出勤管理・シフト管理・休暇申請管理・工数管理の中から、必要な機能を組み合わせて利用します。 1つの機能ならユーザー当たり月額200円、全ての機能を選んでも月額500円と手ごろな価格です。

30日間の無料プラン もあるので、11名以上の企業はトライアルを試してみるといいでしょう。


利用者数制限なし!「R-GROUP」
Rグループ株式会社

POINT
  • 参考価格:無料
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「R-GROUP」は利用者数無制限のグループウェア です。シフト管理はもちろんのこと、スケジュールや掲示板、名刺管理などの便利な機能も揃っています。

シフト管理は、ドラッグ&ドロップ操作でシフト作成 を行えます。また、ワンクリックの簡単打刻機能があるため、勤怠管理の効率化も可能です。

20カ国語に対応 しているので、外国人の従業員がいる企業にはおすすめです。


シフト作成から勤怠間管理まで効率化「オプラス」
Oplus株式会社

POINT
  • 参考価格:無料(上限100ユーザー)、有料版は月額料金100円/ユーザー~
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「オプラス」は、シンプルなデザインで直感的な操作ができるシフト管理システムです。

スマホからシフト希望日の提出、シフトの自動作成や決まった日時にメッセージの一斉自動配信なども行えます。

有料版に登録することで、勤怠管理や人件費計算の実施も可能 です。有料版はユーザー当たり月額100円のため、気軽に導入できます。

スマホ対応でおすすめの無料のシフト管理アプリ3選

ここからは、スマホ対応の無料シフト管理アプリを紹介します。

シンプルな機能性で使いやすい「シフトボード」
株式会社リクルート

POINT
  • 参考価格:無料
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:-
  • 売上規模:-

「シフトボード」は、アルバイトやパートの方がシフト管理と給与計算を行えるアプリ です。簡単操作でシフトを入力でき、自動で給与計算が行われます。

バイト先がシフト管理サービス「Airシフト」 を導入しているのなら、アプリとの連携でより便利になります。具体的には、アプリ上で希望シフトの提出やシフトの自動反映、チャットなどが可能です。


介護士さんのためのシフト管理アプリ「シフトカイゴ」
メディクル株式会社

POINT
  • 参考価格:無料
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:-
  • 売上規模:-

「シフトカイゴ」は、介護士やヘルパーさんのために開発された勤務表アプリ です。機能やデザインはシンプルで、簡単な操作で1カ月分のシフト入力を行えます。

同じシフトに入るメンバー管理 も行え、シフト表はLINEやメールで友人と共有することも可能です。 介護士専用のアプリということもあり、2交代や3交代、夜勤などのさまざまなシフト管理に対応しています。


定番のシフトカレンダーアプリ「シフト勤務カレンダー」
恵比寿ソフト株式会社

POINT
  • 参考価格:無料、プレミアムプラン月額料金150円
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:-
  • 売上規模:-

「シフト勤務カレンダー」は、150万ダウンロード突破のシフトカレンダーアプリ です。簡単な操作性で、シフトからプライベートの予定まで管理できます。

プレミアムプランに登録すれば、同僚のシフトの確認 も行えます。シフト共有をすることで、効率よくシフト作成を行えるでしょう。

無料トライアルがあるシフト管理システム6選

ここからは、無料トライアルがある有料のシフト管理システムを紹介します。

複数店舗の人材配置を簡単に最適化「Sync Up(シンクアップ)」
パーソルイノベーション株式会社

POINT
  • 参考価格:2カ月までは無料、有料版は月額3,000円/店舗
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「Sync Up(シンクアップ)」は複数店舗シフト管理システム です。集めたシフト希望日は自動でシフト表に反映され、週や日の人件費も自動で計算できます。

「Sync Up(シンクアップ)」ならではの機能は、ワンクリックでの複数店舗間のヘルプ調整 です。人員不足のシフトをエリアで共有できるため、複数店舗間でのシフト調整と人材配置の効率化を行えます。

無料お試しプランの期間は2カ月 です。


休日の取り方を最適化!「幹部の右腕」
タグジャパン株式会社

POINT
  • 参考価格:別途お問い合わせ
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / ASP / サービス
  • 従業員規模:250名以上
  • 売上規模:全ての規模に対応

「幹部の右腕」は、休日モデルの作成と人員過不足の可視化をし、休日の取り方の最適化を提案するシフト管理システムです。

高性能自動化エンジンが自動でシフトを作成します。手直しの必要はほぼゼロと、シフト作成精度は高いです。

また、スタッフの希望休日と仕事量を基に休日モデルが自動作成されるため、先取り休日と計画有給の実現 が可能です。そのため、スタッフの希望を叶えつつ、最適なシフト管理を実現できます。

モバイル対応しているため、希望シフトの申請からシフトの確認までスマホで行えます。


契約継続率99.4%の高機能シフト管理システム「jinjer勤怠」
株式会社ネオキャリア

POINT
  • 参考価格:月額料金300円/ユーザー
  • 提供形態:クラウド / SaaS / ASP / サービス
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「jinjer勤怠」は、希望シフトの収集から反映まで効率化できるシフト管理システムです。 シフトパターンの登録数は無制限なので、さまざまな勤務形態に合わせて利用できるでしょう。

従業員からの希望シフトはワンクリックで収集できます。希望シフトは可視化されるので、管理者は効率よくシフト作成を行えるのです。

また、作成シフトと従業員の実際の勤務時間の差異をリアルタイムで確認することで、適切な予実管理ができます。

jingerは複数の機能から、必要なものを選ぶ料金プランを提供しています。シフト管理が含まれる勤怠管理は、 月額300円/ユーザーです。 手ごろな価格に加え、導入までのサポートも充実しているので、安心して導入できるでしょう。


店舗サービス業に特化したオールインアプリ「はたluck」
ナレッジ・マーチャントワークス株式会社

POINT
  • 参考価格:月額料金300円/1ID
  • 提供形態:SaaS
  • 従業員規模:100名以上
  • 売上規模:全ての規模に対応

「はたluck」は、店舗マネジメントの効率化を支援するプラットフォーム です。シンプルで使いやすいユーザーインターフェースで、簡単にシフト管理業務の効率化を進められます。

スタッフはスマホからシフト希望日の申請を行えます。シフト希望日は自動で反映されるため、管理者はスムーズに調整作業ができるでしょう。

また、欠員募集や適正シフト、人件費計算機能 などもあります。店舗におけるシフト管理業務は、まとめて効率化できるのが特徴です。シフト作成以外にも、 連絡ノートやトークなどが標準搭載されています。

標準機能は月額300円/1IDからですが、店舗あたりの月間平均ID数をもとに算出した費用の年間固定となります。そのため、スタッフ数の増減があっても安心です。


統計学を用いた公平なシフトを自動作成!「Optamo」
兼松コミュニケーションズ株式会社

POINT
  • 参考価格:別途お問い合わせ
  • 提供形態:クラウド
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「Optamo」は、統計解析AIを搭載したシフト管理システムです。

従業員のスキルやポジション、休暇希望日などを入力するだけで、AIがシフトを作成します。統計学を用いたシフトが完成されるため、 シフトの公平性は高いです。シフト作成の効率化、および従業員満足度の高いシフト作成ができます。

また、ヘルプで他店舗に向かえるスタッフの一覧を確認し、効率よくスタッフの補完を行えます。

労務担当者は、社内全体のシフト計画を見ることで、超過労働防止などの適切な労務管理を実施できるでしょう。


AIによるシフト自動作成ツール「Ramanas」
システムバンク株式会社

POINT
  • 参考価格:初期運用パック308,000円~、月額料金11,000円/ID
  • 提供形態:パッケージソフト / オンプレミス
  • 従業員規模:全ての規模に対応
  • 売上規模:全ての規模に対応

「Ramanas」は、AIによるシフト自動作成ツール です。看護師のワークライフバランス実現に向けて開発されたこともあり、多様な勤務体系に対応しています。

使い方はシンプルで、従業員の希望休日や勤務日などを入力するだけです。すると、AIが公平性の高いシフトを自動で作成 してくれます。

各従業員の希望にそったシフト作成を行えるため、労働環境の改善や離職率の低下に期待できます。

「Ramanas」はオンプレミス型ではありますが、料金体系は月額制です。

シフト管理システム8選比較記事はコチラ→シフト管理システムおすすめ8選比較!メリット・選び方も解説【最新版】

無料のシフト管理システムのデメリット3つ

無料のシフト管理システムのデメリットを3つ紹介します。

1、機能制

無料のシフト管理システムで行えるのは、主にシフト作成とシフトの配布です。

有料版とは異なり、勤怠管理や給与計算、データ分析などは行えないものがほとんどです。シフト作成と配布の効率化を目指すのなら、無料版でも問題はないでしょう。

しかし、シフト管理に関わるほかの業務もまとめて効率化したい場合は、有料版がおすすめです。

2、登録できる従業員数

無料版のシフト管理システムの多くが、登録可能ユーザー数を制限しています。

従業員数が30名を超えている場合は、無料版で全社員のシフト管理は行えないでしょう。

無料版のシフト管理システム、もしくはエクセルでのシフト管理がおすすめなのは、従業員数30名以下の企業です。

3、給与システムと連携できない

シフト管理システムの魅力の一つが、従業員の勤務時間の管理も行えることです。勤務時間の管理を行えれば、給与計算システムと連携することで、給与計算まで効率化できます。

しかしながら、無料のシフト管理システムでは、勤怠管理はできないものがほとんど。そのため、給与計算まで効率化するためには、オプションで勤怠管理を付帯するか有料版を導入する必要があります。

有料のシフト管理システムを導入する3つのメリット

有料のシフト管理システムなら、無料版のデメリットは解決できます。ここからは、有料のシフト管理システムを導入する3つのメリットを紹介します。

1、シフト作成と管理の手間を削減

有料版のシフト管理システムは、従業員の希望シフトを自動でシフト表に反映できます。

管理者は、反映されたシフト表と可視化された全従業員の希望シフトを見ながら、シフト調整が可能です。また、無料版とは異なり、有料のシフト管理システムでは複数のシフトパターンの作成を行えます。

そのほか、AIを搭載しているシフト管理システムもあります。AIが自動で公正なシフト作成をするため、シフト管理にかかる工数と時間の削減が可能です。

2、店舗運営の効率化を図れる

有料版のシフト管理システムは、店舗運営を効率化する機能が備わっています。たとえば、ヘルプ調整機能を使えば、ヘルプ対応できる従業員を一覧化し、他店のシフトに組み込めるのです。

そのほかにも、労務管理や予算管理、残業申請などの便利な機能があります。有料版を導入する際は、シフト管理以外に解決したい課題を明確にし、製品を選ぶようにしましょう。

3、公平なシフト作成ができる

シフトは従業員の離職率やエンゲージメントに影響を与えます。たとえば、ひとりだけ夜勤が多いシフトを作成してしまうと、その従業員のエンゲージメントは下がってしまうでしょう。

そのため、シフト作成者は全従業員にとって公正なシフトを作らなければいけません。しかしながら、無料のシフト管理システムやエクセルでは、希望シフト日が可視化されないこともあり、公正なシフトを作ることは難しいです。

有料のシフト管理システムなら、コンピューターが各従業員の希望を反映したシフト作成を実施します。公平なシフトが完成するため、労働環境の改善やワークライフバランスの達成、離職率の低下なども期待できます。

有料プランも含めてシフト管理システムを検討しよう

シフト管理の効率化は、無料システムやエクセルを活用することで行えます。しかしながら、希望シフト日の集計、およびシフト作成から配布の効率化しかできません。また、従業員数が多くなるほど、シフト管理が大変になります。

有料のシフト管理システムを導入することで、シフト管理から労務管理、勤怠管理などの効率化も可能です。クラウド型のシフト管理システムは、低コスト・短期間の導入ができるため、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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