NTTドコモは6月30日、ソニー製のスマートフォン「Xperia 1 III SO-51B」を7月9日に発売することを発表した。ドコモオンラインショップでの事前購入受付は7月6日午前10時より開始する。ドコモオンラインショップでの価格は154,400円。
NTTドコモは去る4月14日、ソニーが「Xperia 1 III」をグローバル発表した直後に6月中旬以降の発売予定として取り扱いをアナウンスしていたが、その後5月19日に発売を7月以降に変更するとしていた。
発売にあたって購入キャンペーンも実施。Xperia 1 III SO-51Bを含むXperiaシリーズの対象機種を購入すると、Deezer/Nuggs.net/mora qualitasのいずれかの音楽配信サービスを3カ月で無料で利用できる「音楽配信サービス3か月無料利用キャンペーン」だ。加えて、Xperia 1 III SO-51Bとソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」またはワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」の同時購入者に「THE FIRST TAKE」の限定コンテンツをプレゼントする「音楽コンテンツプレゼントキャンペーン」も実施する。
Xperia 1 III SO-51Bは、超広角/標準/望遠という3つのレンズを搭載したカメラ機能が大きな特徴のひとつ。望遠レンズはレンズが動いて2つの焦点距離で撮影できる可変式望遠レンズとなっており、計4つの焦点距離で自由な撮影を楽しめる。人物や動物の瞳を検出してピントを合わせる「瞳AF」と、被写体を追従してピントを合わせ続けるリアルタイムトラッキングにより、狙った被写体を逃さず撮影が可能だ。
ディスプレイは4K解像度で120Hz駆動のHDR対応。豊かな色彩となめらかな動きを、精細な画質で表現する。縦横比21:9のワイド画面、暗いシーンを明るく表示して視認性を高める「L-γレイザー(ローガンマレイザー)」、敵の音や銃声を強調する「オーディオイコライザー」など、ゲームプレイ向けの機能も備えている。
サウンド面では、ストリーミングコンテンツの音源を立体的なサウンドに変換する「360 Spatial Sound」を搭載。左右均等にフロント配置された新しい音響構造のステレオスピーカーにより、Xperia 1 IIと比較して音圧が最大40%向上している。
カラーはフロストブラック/フロストグレー/フロストパープルの3色。主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 11
- CPU:Snapdragon 888
- 内蔵メモリ:12GB
- 内蔵ストレージ:256GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大1TB)
- ディスプレイ:約6.5インチ 有機EL シネマワイドディスプレイ(1,644×3,840ドット)、HDR対応
- カメラ(アウト):約1,220万画素/F2.2、約1,220万画素/F1.7、約1,220万画素/F2.3~2.8(自動切り替え)
- カメラ(イン):約800万画素/F2.0
- 通信速度(5G):4.2Gbps(受信)/480Mbps(送信)
- 通信速度(4G LTE):1.7Gbps(受信)/131.3Mbps(送信)
- 接続インタフェース:USB Type-C
- その他機能:Bluetooth 5.2、防水、防塵、おサイフケータイ(Felica)、生体認証(指紋)など
- バッテリ容量:4,500mAh
- サイズ:約W71×D8.2×H165mm
- 重さ:約188g