モデルナは6月29日(米国時間)、同社の新型コロナウイルスワクチンについて、カッパ株(B.1.617.1)やデルタ株(B.1.617.2)などB.1.617の3系統の変異株などに対し、中和抗体を生成することが初期段階の研究ながら確認されたと発表した。

アルファ株やベータ株に対するワクチンの第1相臨床試験における一次シリーズの参加者の8人の血清を採取した結果、抗体の産生が確認されたという。

なお、モデルナは現在、新たな変異株に対しての研究も進めており、すでに臨床試験も進められている。