イタリアンの重鎮・片岡護「離乳食って、めちゃくちゃ美味しいですよ」
日曜日の昼下がり、静かな通りに佇む一軒の店「your time」に集うお客様たち。カウンター越しには、それぞれの個性あふれる物語が聞こえてきます。パーソナリティのチャンカワイがお届けするTOKYO FMの新番組「ヱビスビール presents Color Your Time」。

6月13日(日)、6月20日(日)のゲストは、イタリアンの名店「リストランテ アルポルト」のオーナーシェフ、片岡護(かたおか・まもる)さん。自分時間「my time」にまつわる物語をひも解いていきます。

(左から)チャンカワイ、片岡護さん


◆“人との繋がり”を大切にして今も生きています(片岡)

チャンカワイ:片岡シェフにとっての料理とは?

片岡:料理は一言に尽きますよ。料理は好きじゃなきゃダメなんです、愛情がなきゃダメなんです。自分が料理するということに惚れ込まないと、やっぱり続かないんですよね。“やってる!”っていう仕事の喜びも湧かないんです。だから、自分の仕事にやっぱり愛情を持つことですね。

ミラノで(日本領事館の総領事付き料理人として)日本料理を作っていたときに、そういうことを徹底的に言われましてね。ちょっと美味しくないものを作ると、えらく怒られたのね。それで料理もマンネリになってきて、「もっと考えなさい」って言われるんだけど、そもそも経験がないし、(参考にする)本もないし、「どうしたらいいの?」って感じで悩んだわけです。

そこで、現地で日本料理をやっている人がいるんですよ。そういう人に(食べ歩きで)教わりに行ったりとかしました。ですから僕の場合は、人生の節々で本当にいろんな人にお世話になっているんです。それこそ、人との繋がりなんです。だから、それを大切にして今も生きています。

◆オフの日の大切な私の時間

チャンカワイ:お孫さんへのレシピ集を書かれていると伺ったんですけど。

片岡:孫の双子ちゃんがいまして、8ヶ月のときだったんですけどね。うちの娘から「離乳食を作ってくれないか」とリクエストされたのがきっかけで、「孫の力」という雑誌で連載が始まったんです。離乳食はどういうものかを勉強して、自分の今までの技術をそのなかに投入していきました。

チャンカワイ:え! 投入できるものなんですね?

片岡:できます。離乳食ってめちゃくちゃ美味しいんですよ。それで、これだったら嚥下食(えんげしょく)でも対応できるなと。おじいちゃん、おばあちゃんになって歳をとってくると、ものを噛めなくなってくるんですよね。嚥下食(えんげしょく)とは、そういうお年寄りでもすっと入るような食事のことを言います。

このことを本(「ま・ごはん - 0歳からの愛情レシピ」(木楽舎))に書いたときに、ゼロ歳から100歳までのレシピにしちゃおうって思って(笑)。

チャンカワイ:確かにそうですね。それにしても、片岡さんは仕事とオフの境目は作っていらっしゃらないようですね。

片岡:僕は調理をするっていうことがすごく楽しいんです。自分が作ることによって、経験して、それを人のために生かしたい。まったく知識のないところからイチから始めて、いろいろな人に育てられたわけですから、自分が持っている技術は、全部公開しなきゃいけないと思っているんです。

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またこの番組ではヱビスビールのプレゼントをご用意しています。詳しくは番組ホームページをチェックしてください。


<番組概要>
番組名:「ヱビスビール presents Color Your Time」
放送日時:日曜 14:55~15:00
パーソナリティ:チャンカワイ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/podcasts/cyt/