悲しみも喜びも生み出してきたアウェイゴール [写真]=Getty Images

 欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、UEFA主催の大会でアウェイゴール・ルールを撤廃すると発表した。

 アウェイゴール・ルールは、ノックアウト方式で、2試合の合計得点が同じ場合に、敵地での得点数が多いチームが勝者となり次のラウンドに進むことができるルール。しかしこのアウェイゴール・ルールの廃止により、セカンドレグ終了時点でのゴール数が同じ場合、すぐ15分の延長戦が前後半2回行われ、この延長戦でも同点の場合は、PK戦が行われる。

 UEFAによると統計が取られ始めた1970年代半ばから現代にいたるまで、ホームアドバンテージが減っているという。勝率(ホーム/アウェイ)は(61パーセント/19パーセント)から(47パーセント/30パーセント)、平均得点数(ホーム/アウェイ)は(2.02/0.95)から(1.58/1.15)とホームとアウェイの差が減っている。

 これにはピッチの質の向上や、ピッチサイズの標準化、スタジアム整備、セキュリティの強化、(GLTやVARなどの)テクノロジーを含むレフェリングの質の向上、移動環境の向上などが理由として挙げられ、ホームとアウェイの区別を曖昧にしていると考えているという。

 これを受けて、UEFAはUEFAクラブ競技委員会およびUEFA女子サッカー委員会の勧告も踏まえ、2021-22の大会予選から男女、ユース問わずアウェイゴール・ルールを廃止することを決定した。