京東集団、「618」セールで流通総額5.9兆円 前年比3割増、中国版「福袋」の売上6倍増

中国の大手EC企業である京東集団(JD.com)は、6月1~18日に実施した大型セール「618」の流通総額が3438億元(約5兆9000億円)を超えたことを明らかにした。昨年の「618」の流通総額は2692億元だったため、約3割拡大し、過去最高を記録した。

「618」は京東集団の設立日を記念し、毎年開催している大型セール。アリババグループが中心になり開催している「独身の日」に次ぐ大型セールとして、京東集団だけでなく、中国のEC企業がセールを実施している。

京東集団の「618」では、個人消費に対応した商品の売れ行きが顕著だった。ゲーム用携帯電話やスマートペット製品の売上高は前年比5倍に増加した。ミステリーボックス(福袋)の売上高は同6倍に増えた。

ブランド品の売上高も伸びた。「フェラガモ」は同1.5倍、「トッズ」は同2.3倍、「バリー」は同5倍になった。20を超えるデザイナーブランドの売上高は、同15倍以上に増加した。

商品だけでなくサービスの取引も伸びている。京東集団のオンライン不動産事業の売上高は同2.3倍、ハウスキーピングやクリーニングサービスの売上高は同6.3倍、自動車整備の注文数は同2.8倍に増加した。

12の航空会社と協力し、15の航空券ミステリーボックス製品を発売したところ、同28倍の売り上げを記録した。遺伝子検査サービスの売上高は同23倍、歯列矯正や歯のホワイトニング、歯科インプラントなどの売上高は同4.5倍になった。