楽天、東京・八王子市に物流センター新設 2023年までに稼働予定

楽天グループ(楽天)は6月21日、東京・八王子市にある野村不動産の大型物流施設「Landport多摩」の全フロアを賃借し、物流センターを新設すると発表した。物流センターは、2023年までに「Rakuten Fulfillment Center Tama(仮)」として稼働開始予定だという。

「Landport多摩」は地上2階建で延べ床面積約1万5000坪(約5万平米)。JR横浜線・京王線「橋本」駅より徒歩約23分、圏央道「相模原」ICから約8.5kmに位置し、広域にアクセス可能なエリアに位置している。

楽天は現在、千葉県流山市、習志野市および大阪府枚方市にて、「楽天市場」の出店店舗の商品の保管から出荷までを担う、総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを運営している。千葉県市川市、兵庫県川西市、神奈川県横浜市および相模原市では、「楽天ブックス」や「Rakuten Fashion」、「楽天24」、「楽天西友ネットスーパー」などの直販サービスの物流センターを運営している。

「新しい生活様式」の浸透によるECの需要拡大に伴い、これらの既存の物流センターにおける稼働率が上昇することが想定されるため、新たに複数の物流センターを開設する。楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、物流センターの新設もその一環となる。

物流センターを含めた物流拠点の運営などを担う楽天の物流事業は、2021年7月1日に楽天と日本郵便が共に出資し共同運営するJP楽天ロジスティクス株式会社へ承継される予定。ただ、神奈川県横浜市および大阪府茨木市の「楽天西友ネットスーパー」の物流センターは、承継の対象外となる。