ニューノーマルな時代に入り、自転車の人気が急拡大しているようです。

自転車は移動中の密を避けるのにも有効かつ、運動不足の解消にもなり、まさに一石二鳥。とくに春から秋にかけては風を感じながら走るのがとても気持ちいい季節ですから、これから自転車デビューしようと考えている人も多いと思います。

しかし、自転車も楽しいことばかりではありません。自転車乗りでツイッターユーザーの「牡 蠣(@kubojunkaki)」さんが投稿した1枚の写真は、まさに自転車のウィークポイントを的確に映し出し、大きな注目を集めています。

チャリ乗っててこれがマジで怖い(@kubojunkakiより引用) ※編集部にて誤字修正

  • @kubojunkaki

牡 蠣さんがアップしたのは、歩道と車道の間にある“小さな段差”。おそらく、約1~2センチでしょうか。もしかしたら自転車に乗る習慣がない人はピンとこないかもしれませんが、実はこの段差こそが鬼門。近づきすぎて接触したり、車道から歩道への進入角度が浅かったりすると、この小さな段差がタイヤを絡め取ってしまうのです。

ちなみに、自転車は基本的に車道の左側走行が義務付けられていますが、歩道に「自転車通行可」の道路標識がある場合など、例外的に歩道を走れるケースもあります。

牡 蠣さんのこのツイートには多くの共感の声が集まりました。

「角度つけずに登ろうとするとタイヤの側面ガリガリいって転けそうになって焦るヤツ」
「俺それで転けておろしたてのズボン破いて膝思い切り擦りむいて膿まくったよ辛いね! 」
「3回は殺されかけた…」
「歩道側に寄ってたらタイヤ取られて思いっきりこける奴ー」
「これにチャリ引っかかって、体ごと飛んでいき前歯折れました」
「わかる。若い時手放しして、『ウェーーーェイ!!! 』って走ってたらこいつにやられて、制服がケンシロウ仕様になったもん」

過去の失敗談として面白おかしく報告するリプライも目立ちますが、本当に怖い思いや痛い思いをしたはずです。今回は、牡 蠣さんご本人により詳しい話を聞いてみました。

――牡 蠣さんは普段、どんな自転車に乗っているのでしょう?

牡 蠣さん:普段は通学用にマウンテンバイクのような太いタイヤの自転車に乗っています。競技用の細いタイヤではないのでそこまで怖くはないですけど、何回もあれでやらかしたことがあるので、“あるある”みたいな感じでたくさんの方に共感していただいたのかなと考えてます。

――牡 蠣さんはこれまで、この段差でどんな恐怖を味わったんですか?

牡 蠣さん:タイヤが上手く乗り越えられなくて、後輪だけ滑ってしまったりなどしました。

――最後に、これだけ多くの反応と共感を得た感想をお願いします!

牡 蠣さん:フォロワーが1000人を超えた日に人生で初めての、俗に言う“万バズ”を経験して正直驚いてます。学校の友達からも「バズってるやんww」と話題になったので、実感はわかないですけど嬉しいです。リプでたくさんの人の経験談を見ることができたことも良かったです。


小さな段差に潜む大きな危険に注意しながら、安全で楽しい自転車ライフを送りましょう!