4人組バンドのSEKAI NO OWARIが歌う「family」が、7月1日からスタートするテレビ朝日系ドラマ『IP~サイバー捜査班』(毎週木曜20:00~ 初回2時間スペシャル)の主題歌に決定した。

  • SEKAI NO OWARI

同作は「サイバー犯罪の脅威」×「人間ドラマ」を融合させた新しいミステリー。京都府警本部が、サイバー犯罪に立ち向かうため新たに設立した「サイバー総合事犯係」の物語を描く。

主演を務める佐々木蔵之介の役どころは、サイバー総合事犯係・主任の安洛一誠(やすみや いっせい)。超がつくほどのデジタル人間で、サイバー犯罪に関する知識や捜査スキルはピカイチだが「0か1で割り切れない感情に固執するのは時間の無駄」と言い放ち、ジャケットの代わりに“羽織”を身にまとう、警察官らしからぬ変わり者だ。

佐々木は同曲について「どんな主題歌なんだろうなと思って聴きましたが、意表を突かれた楽曲でした。歌詞が家族のことを歌っていて、“おかえり”“ただいま”の言葉だけで伝わるあたたかみや、その言葉が相手をすごく思いやる言葉なんだな、と気づかされる楽曲ですね」と感想を述べる。

ドラマを担当するテレビ朝日の川島誠史プロデューサーは「『サイバー捜査』というデジタルな要素の多いドラマなので、優しく包み込むようなFukaseさんのボーカル、そして心に響くメロディーでドラマを締めくくることで、見てくださる人にあたたかい気持ちになってもらえればという思いから、SEKAI NO OWARIさんに是非にとお願いしました」とオファーの理由を語った。

SEKAI NO OWARIは「自分たちのとても身近でパーソナルな事を歌った楽曲です。新しいアルバムの中でも、とても大切な一曲になりました。そんな曲が今回ドラマ主題歌としてご一緒することができ、多くの人に聞いてもらえる事をとてもうれしく思います」とコメント。「family」は、7月21日発売のニューアルバム『scent of memory』に収録される。