アウトドア用品のECモール「mountainーproducts.com」、記事掲載とSDGsに注力 売上は1.8倍に拡大

BELAY(ビレイ)は2017年から、「mountain―products.com(マウンテンプロダクツ ドットコム)」を運営している。アウトドア用品専門のECモールだ。自社モール内での記事制作とSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みに注力し、新規出店者と新規顧客を増やしてきた。新型コロナウイルス感染防止に伴う巣ごもりにより、アウトドアグッズへの需要の高まりもあり、2021年3月期の売上高は前期比1.8倍に伸長した。

ECモールを立ち上げたのは東日本大震災が大きく影響しているという。「3・11を経験して防災の必要性を改めて感じた。今後日本人が生きていくための、身を守るライフスタイルを提案していきたいと思った」(クリエイティブディレクター・青木隆氏)と語る。

ECモール開設後は売り上げが上がらず苦戦した。だが、自社サイト内での記事制作とSDGsへの取り組みに注力した結果、出店企業は80を超え、認知度向上につながった。

2017年4月から自社サイト内で、アウトドアグッズの商品紹介やアウトドアグッズをいかに日常生活に取り入れるかなどをテーマに、記事制作を開始した。

ECモール開設時、記事を制作している会社はあまりなかったため、差別化になると考えたからだ。ECモールであると同時に、アウトドアグッズの商材を扱うメディアとしての立ち位置を目指した。

記事をアップすると、外部リンクの「ソトシル」と連携する仕組み。出店企業の公式SNSにも記事が掲載され、月間PV数は現在10万を超えている。記事を通じて流入してくる新規顧客も多い。

サスティナブル活動の一環として2020年11月から、「MY BOTTLE PLUS+(マイボトルプラス)」を発売した。水の入ったボトルにスティックを入れるだけで水を浄化し、おいしく飲めるようにしてくれる商品だ。水道水も浄化するため、ペットボトルやマイクロプラスチック削減にもつながる。

「サスティナブルの活動に共感して、出店してくれる企業も多い。ゆくゆくはさまざまな取り組みを通じて、一般消費者の意識を変えていきたい」(同)と語る。

今後はさらに、同サイトの認知度を高めていきたいと考えている。企業と連動して、買い物をすることによって、環境美化になるような仕組みを構築してきたい考えだ。


「mountain―products.com(マウンテンプロダクツ ドットコム)」
https://www.mountain-products.com/