40年所有するベテランオーナーが、50歳にしてチューニングに目覚める!|1975年式 日産 フェアレディZ Vol.1

オトナのフェアレディZスタイル【1975年式 日産 フェアレディZ Vol.1】

 旧車の世界では、新車で購入しワンオーナーのまま乗り続けるベテランのオーナーがいる。1台のクルマを40年以上も乗り続けるというのは、メンテナンスや修理はもちろん、部品の心配や古いクルマに乗るというメンタルの部分も必要になる。ここで紹介するオーナーは、兄から譲り受けたS30Zを40年も乗り続けている。しかも、50歳からチューニングに目覚めたという、ベテランオーナーだ。

1969年のデビュー  S30Zがデビューしたのは1969年のこと。当時は、ヨーロッパの高級GTやスポーツカーに匹敵するスペックと、ロングノーズ&ショートデッキの流麗なスタイルが注目を集めた。しかも、ヨーロッパ車に比べると、格段に価格が安いこともあって、北米を中心に大ヒット。後期型のS31Zを含め、約10年に渡って生産され、日産のイメージリーダーとして確固たる地位を築いたモデルとなった。

ガラス類はすべて透明ガラス。熱線なしのリアガラスなど【写真19枚】

 ここで紹介するオーナーは、デビュー当時はまだ10歳。クルマに乗れる年ではなかったが、子供ながらに「カッコいいクルマだ」と思って見ていたそうだ。それから6年後、オーナーのお兄さんが、1975年7月19日に新車のS30Zを購入したのだ。1975年というと、「昭和50年排出ガス規制」の施行があり、SUツインキャブからニッサンEGIに変更された年。ところが、お兄さんは運良くSUツインキャブ仕様を入手することができた。オーナーが16歳の出来事だ。

Vol.【2】、Vol.【3】に続く

1975年式 日産 フェアレディZ(S30)

SPECIFICATIONS 主要諸元

■エクステリア:純正リアスポイラー、透明リアガラス

■エンジン:L28型3.0L/亀有製φ89mm鍛造ピストン、75度カム/レース用スライド式カムスプロケット&レース用メタル、クランクバランス取り

■点火系:永井電子MDI

■吸排気系:ソレックス44PHH(ニスモ)/スポーツコーナーステンレスタコ足/432デュアルタイプステンレスマフラー

■駆動系:OS技研製ツインプレートクラッチ、LSD

■サスペンション:ビルシュタイン車高調&トヨシマH150

■インテリア:ダッツンコンペステアリング&バケットシート

■タイヤ:ブリヂストンポテンザRE11 (F)205/55R15 (R)225/50R15

■ホイール:RSワタナベ8スポーク 15×7.5J