Asana Japanは6月17日、同社のワークマネジメントツール「Asana」に関して、分散ワークにおいて気が散る原因を取り除き、社員の集中力を高めるための一連の新サービスを発表した。

Vimeoとのパートナーシップにより実現した非同期型のビデオコミュニケーション「ビデオメッセージング」では、ユーザーが自分自身や画面の短いビデオをAsanaで直接録画することが可能。ユーザーはよりパーソナライズされた方法で背景情報を伝え、アイデアを交換できるとしている。同機能は、数週間以内にすべてのユーザーが利用可能となる。

また、個人のTo-Doリストとチームの仕事や会社の目標を組み合わせた個人用の優先度の設定システ ムである「マイタスク」を強化した。これによりユーザーは個人的なタスクをかんばん、リストやカレンダーの各バージョンで管理でき、自動化を利用して仕事を整理できるという。

さらに、 Clockwiseと連携し、Asanaから離れることなく簡単にタスクをフォーカスタイムに設定可能になった。必要な時間と作業したい時間を入力すると、Clockwiseが自動でタスクに取り組み、完了するための時間をカレンダーに予約。時間が予約されるとユーザーのGoogle カレンダーにタスクカレンダーのイベントが直接表示され、簡単に優先順位をつけることができるという。

MacとWindowsで利用可能な「Asanaのデスクトップアプリケーション」は、集中の妨げとなるものを取り除き、重要な仕事に集中できるように設計されている。新機能のダークモードは、デバイスの光による負担を軽減し、より作業に集中できるとしている。デスクトップアプリケーションはダウンロードページから入手できる。