【インタビュー】ユミルリンク 清水亘社長「メール配信の意識高まる中、市場も成長」<2021年注目EC支援サービス>

阪急阪神ホールディングスグループで、メール配信システム「Cuenote(キューノート)FC」を提供するユミルリンクは、2020年度だけで契約の純増数が約160となった。コロナ禍で対面営業ができない中、メールやSMSへのニーズが高まり、非対面による有力な営業ツールになっている。清水亘社長にメール配信事業の今後の事業展開について聞いた。

――2020年12月期の業績について。

売上高は前期比12.1%増だった。コロナ禍で昨年の4月と5月は少々足踏みしたが、6月以降は問い合わせ件数が前年の1.5倍に増加するなど、年間の契約件数が前期比10%増、約160件増えた。

企業は対面で営業ができないため、メールで訴求しようとする動きが活発化した。2021年1‐3月期(第1四半期)の売上高は前年同期比11.5%増と、順調に導入件数が増えている。SMS(ショートメッセージサービス)の売上高は同220%増と、ニーズの高まりを感じている。これまでデジタルツールを活用していなかった業種から、ウェブによるプロモーションや情報発信により力を入れていこうとする事業者が多くなってきた印象だ。

――SMSに対するニーズが高い理由は?

携帯電話番号情報を持つ小売りであれば、気軽に情報をリーチさせることができる。SMSは特に開封され、閲覧される率が高い。注目度のより高い情報を伝達するという手段として適している。

――EC企業のメール配信に対する意識の変化は?

年々高まっているように感じる。「キューノートFC」が持つHTMLメール作成機能「HTMLエディター」をはじめ、分析ツール、ECサイトのかご落ちをメールで知らせる「カートリマインド機能」などを追加で利用したいという声が多くなってきた。

――メールマーケティングの今後の見通しについて。

費用対効果が高く、一定の投資に応じたメリットを享受できることを認識する企業が多くなっている。さらなる成長が見込まれる市場であり、SMSについても活用が増えてくるだろう。業績を伸ばしている企業に共通しているのは、当社の機能を十分に活用していただいている点だ。ご契約企業専用のサポートデスクによる電話・メールでのサポートに加え、活用ノウハウを紹介するオンラインセミナーを定期的に開催しており、生産性と業績向上に役立てていただけている。


【「Cuenote FC」サービス概要】
ユミルリンクが提供するメール配信システム「Cuenote(キューノート)FC」は、大量のメールを高速で確実に配信できるのが最大の特徴だ。「キューノートFC」は、メールの効果測定や会員管理、システム連携用のAPIなども提供し、メールマーケティングも可能。導入金額はユニークアドレス数2000件の場合、月額5000円で配信通数は無制限。HTMLメール作成機能「HTMLエディター」や分析機能を標準で搭載し、ECサイトのかご落ちをメールで知らせる「カートリマインド機能」なども提供する。

「Cuenote FC」
https://www.cuenote.jp/fc/