5回、2ランを放った山田(左)を迎えるヤクルト・村上 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 4 - 6 ヤクルト ○
<3回戦・PayPayドーム>

 ヤクルトは敵地でのソフトバンク戦に3連勝。交流戦を10勝8敗で終えた。貯金は今季最多を更新する「6」。ロッテに敗れた巨人と並びセ・リーグ2位に浮上した。

 ヤクルトは初回、1番・塩見、2番・青木、3番・山田の3連打で幸先よく先制。4回は4番・村上が両リーグ最速となる20号2ランを右中間席へ運ぶと、8番・宮本の右翼線適時二塁打で4点目を奪った。5回は山田が17号2ランを左翼席へ。ソフトバンク先発・和田から5回までに6点を奪った。

 今季初登板となった先発の高橋は、7回途中2失点の好投で待望の今季初勝利。2点リードの9回を締めたマクガフは11セーブ目(2勝1敗)を記録した。

◆ 1番・塩見&2番・青木が定着、サンタナ&オスナは好成績キープ

 ソフトバンク3連戦では村上が貴重な2本塁打を放ち、山田は第2戦の1打席目から第3戦の3打席目まで3本塁打を含む7打席連続安打をマーク。看板選手が期待通りの働きを見せた。また、交流戦では塩見が全試合でスタメン1番に入り、後半戦はやや当たりが止まったもののここまで打率.297、出塁率.379を記録。6月に入り2番に戻った青木は、6月の月間打率.378と調子を上げてきた。

 さらに、合流が遅れた新外国人野手のふたりが日本球界にしっかり順応。サンタナはここまで39試合に出場し、打率.291、5本塁打、20打点、OPS(出塁率+長打率).868を記録。オスナも39試合の出場で打率.299、3本塁打、16打点、OPS.784と好成績をキープしている。

 交流戦前まで主に2番を打っていた正捕手の中村も打率.275、出塁率.368と好調を維持。遊撃は西浦とドラフト4位の元山が相手先発に合わせ日替わりでラインナップされ、スタメンを外れた方は代打要員としても機能している。

 1、2番が固定され、新助っ人が揃って好調を維持。さらに、不調だった山田にもようやく当たりが戻り、2021年盤のツバメ打線は理想形になった。交流戦はソフトバンク戦3連勝という最高のフィニッシュ。2位で迎えるリーグ戦再開が楽しみだ。